長尾side
『篤志!!翔真!!』
篤志「長尾くん!?」
『あなたいる??』
翔真「いません、!」
篤志「あなたちゃん居ないんですか?」
『僕が喧嘩してもうてあなた出ていってん、ごめんな心配かけて頑張って探すから心当たりる場所ある?』
翔真「佐田くんの家とか、?」
篤志「佐田くんの家かな?お姉ちゃんとも仲良いって言ってたし」
『ありがとう!!行ってみる!じゃあまた今度ね!!ばいばい!』
佐田くんの家に向かってる時電車から見えたあべのハルカス
あ、ここや。
急いで電車を乗り換えた
ちょっと遠かったけど、笑
駅に着いたら地下鉄で気が付かなかったけど雨が降ってた。
傘も持ってへんし走ってあなたを探した
『あなた!!!あなた!!!』
だんだん雨も強くなってきてだんだん真っ暗になっていく
予想的中。あなたは大雨の中よくあるポールにもたれてしとしと泣いてた
『あなたごめんな、寒いなってか雨ザーザー降りやな、笑』
あなたは京セラドームの前に居た
たしかに特別な場所。あなたの目指す場所はここなのかな
『京セラでかかったよな、降りていく時足ガクガクしてさ』
月見「うちらなんかがここに立って良かったのかなって思った」
『ファンのみんなが居なここにはこれへんかった、あなた今までありがとう。今の僕があるんはあなたのおかげやわ』
月見「なかなか素直になれへんくって、ごめんなこちらこそ今あなたがここまで来てここまで頑張れてるのは謙杜のおかげやで」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。