この道は間違ってないよね?
久しぶりにこんなこと思った
周りの女の子は好きな事を好きなだけ追求して
友達との時間を大切に1分1秒を過してる。
私はファンの子のために1分1秒を過してる
この道が正しいのかも分からないのに
高橋「飯行こ2人で」
『こないだ行ったやん、笑』
高橋「奢りやから、」
恭平はきっとあなたの全てを知ってる
っていうか理解しようとしてくれてる。
高橋「どうしたん、全部言ってくれてええで」
久しぶりに2人でしっかり向かい合ってしっかり真剣な話をする。
わざわざ良さげな雰囲気の個室を予約してくれて
『普通の高校生になりたい、』
高橋「もう嫌なん?」
『嫌って言うか、迷い』
高橋「それでどうしたいん、?辞めたいん?」
『1ミリも辞めたいなんて思わへん、一生8人で夢を追いかけたい。けど、悩む』
高橋「この世界を抜けたら何したいん?」
『普通の高校生になって、普通に友達との時間を過ごしたい、周りの子が友達と馬鹿みたいに遊んでる時あなたは1人でシャッター音の前』
高橋「売れっ子って大変やな、」
『大変やけどたのしい、でも逃げたい』
高橋「俺が1番あなたの気持ちわかってあげたい」
『いまのあなたは恭平がいちばん知ってる』
高橋「辛いんやろ、辞めたいんやろ、泣いてええねんで?重い荷物俺が背負ったるから、」
『なにわ男子でやってける自信ない、』
高橋「なにわ男子になってから何しても叩かれるなんかしたら要らんとか言われてなにわが出来ひんかったらとか言われて、」
『どうしたらええ?笑』
高橋「俺が聞きたいで、笑」
『仲良くしたら匂わせ素っ気なくしたら態度悪い体調悪かったら仕事舐めてる泣いたら演技』
高橋「喋らへんかったら仕事舐めてる喋ったら出しゃばるな黙ったら仕事舐めてる、」
『この道あってる?正しい道、歩いてる?』
高橋「わからん、普通の高校生の方が楽しいかもしれんし芸能活動の方が楽しいかもしれん」
『高校中退しよっかな、もう嫌』
高橋「3年なんやからあとちょっとやん、」
『なんもおもろない、そこらへんの女の子とはちがって遊べへんし迷惑しか掛けへん』
高橋「あなためっちゃネガティブ、笑」
『精神的にやられる、笑』
高橋「ほら、こっちおいで、笑」
『恭平はほんま理解してくれてる』
向かい合わせやったのにいつの間にか
恭平の隣座ってて背中摩って頭ポンポンしてくれてほんま安心する。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!