自分の両頬をきつく叩き鏡に向かって笑顔を作ってアイドル月見を




『あぁ、頑張ろ。』




それ、何握りしめてるんですか?



『関西Jrみんなが作ってくれたお守りです。色んな人の気持ちが入ってるんです。』




『なにわ、Lil、Aぇ、funky、紫耀、廉、柊真くん、向井くん、ほんとに関西Jrに関わった人がみんな握りしめたりキスしたりしてくれてるんです。笑』





『東京着いちまったぜ!!笑』





ananの撮影。ニコプチ。 色々な世代に向けた本の対応を月見はこなす。



『あなたまだ高校生なんだけど!!!!笑』




4本の取材を朝イチから受けもちろん撮影もする。
昼食の時間。以前密着をしたSnow Manの目黒蓮と昼食を食べるそう。





『めめ!!!!』





目黒｢あなたちゃん密着っすか？｣





『ライドオンタイムやで!!笑』





目黒｢放送楽しみにしときます!!あなたちゃんと2人きり緊張します、、笑｣





『何食べる??』




目黒｢僕、カルボナーラ食べます!｣





『あなたペペロンチーノ食べよ~』














『てか最近めめどう??』





目黒｢もうすぐデビューだなぁって、まだ実感わかないんですけどね、笑｣






目黒｢あなたちゃんは？｣





『忙し過ぎて、笑 辞めたいけどめめみたいにあなたにはファンが居てくれてるから。笑』





目黒｢辞めないでくださいね!!笑｣





『一生アイドルだわ！！笑』






『あ、ごめん!!時間だ!!』





目黒｢頑張って!!｣





『ありがとうな!!』

『おはようございま~す月見あなたです』




映画のオーディションという月見。







『いきなり失礼なんですけど、、撮影場所ってやっぱ東京ですよね。』







｢予定では、、｣






『そうですよね~笑』








オーディションの待ち時間。月見はこう話した。





『お仕事は嬉しいし大好きだけどこのままじゃ全力を出せないな、1日、丸1日休みが欲しい。1日休みの日は学校行って土曜の時も1日塾に浸って、日曜は担任の家に行って勉強させてもらったりしてるから、ほんとに休みたい。遊ぶ時間とか放課後位しかない、でも最近は欠席回数で留年しそうだから成績で、多めに見てもらえるように、』







｢オフの日は何してるの??｣





『メンバーの長尾とか道枝と出掛けたりLilの大西風雅とか関西Jr内で遊んでます。それか1人行動か、笑』






今回のこのオーディションで映画 閉鎖病棟 が決定した。









この日の月見は一味違った。

全国ツアーまであと少しという事でメンバー8人で通し稽古をしている。






『ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ』






長尾｢やっぱ休めばよかったやん、｣






『休んだら、着いて行けんｺﾞﾎｯ』






長尾｢熱何度くらいあるん？｣






『38.0くらい』






長尾｢高熱やんけ｣






『どんな時でも頑張らなあなたはなにわから外される。』






長尾｢んなわけないやろ、1番必要とされてるのに。｣






『ごめ、トイレ行ってくる。』






長尾｢はぁ。｣





最年少の長尾謙杜。ジャニーズJrになる前、産まれる前からの縁だと言う。
月見は高熱を出しながらも頑張って練習に参加していた。
そんな月見を誰よりも1番にかばっていたのは腐れ縁と言っても過言ではない長尾謙杜だ。






長尾｢丈くん西畑くん。あなた、トイレに行ったんできっと気分悪いのかな、だからちょっと様子見てきます。心配なんで。｣










    







長尾｢あなた、大丈夫？｣






『気持ち悪い。吐きそう。』






長尾｢吐いたら楽なるんちゃう??丈くんにも西畑くんにも言ったから時間は大丈夫やしな。｣






『せっかくの時間あなたが壊しちゃってる。』






長尾｢んな事ないねんで。自分の体調大事にしとかな｣

ほかのメンバーも月見のことを心配して練習なんて手が付けられなかった。





道枝｢あなた大丈夫ですかね。｣





西畑｢長尾居るし大丈夫。｣



 

道枝｢長尾が心配ですわ。大丈夫かなあいつで。笑｣





藤原｢てかあなた帰ってくるまで俺らも体調気を付けなやし休もっか。｣





大橋｢1人やるのもあかんで、とりあえず手洗いうがいしてお茶飲んで｣





大西｢そうですね。全国もあと少しやから、恭平も休みや｣





恭平｢はい｣









N E X T 💗