大西side
太郎くんからグループラインに一言
〝新大阪駅迎えに行って〟
とだけ来てたから、どうせあなたやろ。って思って迎えに行ってあげる事にした
高橋「あ、流星くん、あのLINEっすか?」
『絶対あなたやんな』
高橋「あなた以外考えられん」
『他誰か東京いるっけ?』
高橋「道枝と大橋くんと丈くんとか多分今東京ちゃいます?撮影言うてたし」
『みっちーとかやったら秒で帰ったるわ』
高橋「ひど、笑」
そんな話をしてたらもちろんあなたが降りてきた
月見「ほんっっま、ごめん、」
『どうしたん』
月見「わからん」
高橋「わからんって何?」
月見「多分誰かに押されてんな、、」
高橋「で、どうなったん?」
月見「階段から落ちて捻挫」
『だれがそんなんしたん?』
月見「知らん人知らん人」
『汚い手であなたに触れて階段から落として怪我させてまじ頭おかしいやろ、まじぶっ○す?』
高橋「落ち着いてください、笑」
『見せてみ?痛いん?』
月見「見えへんで」
『あんた、またマーチン履いてるん!?』
月見「流星買ってくれたし、お気に入りやし、」
『うわ、腫れてるやん、今年怪我しすぎやろ』
高橋「今年何回目よ、」
月見「3」
『靴買いに行くで』
ほんま手焼ける子やけど焼いてるのはこっちなんやろな。ほんま大変。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。