『制服流星くんも見納めですか?号泣』
西畑「なんでお前が泣くねん笑」
道枝「しかもこのメンツで電車乗って通えるのも最後やしな」
『そんなこと言わんで、号泣』
大西「みっちーも謙杜も居るんやし大丈夫大丈夫」
『寂しいじゃないですか、号泣』
大西「今現在ここに住んでるのに寂しいん!?」
『流星くんもう制服着ないんですか?泣』
大西「だってもう卒業やから笑」
今日は流星くんの卒業式。流星くんはなんとも思ってないくらい笑顔やのに寂しくて涙がぼろぼろ出てくる月見氏。
高橋「あなたももう泣くな泣くな!!笑」
大西「最後やし髪でも巻いていこっかな~」
大橋「あなた巻いてあげたらいいやん」
『うん。流星くん巻いていい?泣』
大西「お願いしま~す」
『流星くんと通学路を歩けるのも最後なんですよね、、流星くんと朝からマクド行ったり牛丼行ったりするのも無いんですよね、泣』
大西「それくらいいつでも出来るのに、大袈裟に考えんでいいやん。笑」
『食堂で一緒にUNOしたり、楽しかったです泣』
西畑「ほんまあかん、いつの間にそんなに友情を深めてるん?泣」
藤原「お前が泣くなよ笑」
『放課後みっちーと謙杜と斗亜ちゃんとニシタクと風雅とあなたと流星くんでタピオカ飲みに行った時覚えてます?制服であの時がなんか宝物みたいに脳裏にこびりついてて』
大西「一緒にユニバいったりもしたしな制服で」
『はい、巻けました、泣』
大橋「第2ボタンあげたらいいやん笑」
大西「そんなん誰も俺の第2ボタンいらんやろ笑」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。