第125話

誕生日ぼーい
2,759
2020/02/23 14:23
ぎりぎりせーふ
風雅side


ピンポーン





母親「あなたちゃん!!やっほ!」







『は?あなた?』







月見「後ちょっとで誕生日やん!一緒に過ごしたいなぁって」







『いきなり過ぎてまぢびびった笑』






15歳最後をあなたと迎えられて16最初をあなたと迎えられる俺はなんて幸せものなんだろう。ジャニーズ入ってよかった選んでくれてありがとうジャニーさんありがとう。ほんとあなた可愛いぞ。無理だ。溶けそう。燃えそう。無理死にそう。でも伝えられないんだよね燃えそうで( ? )







母親「夜ご飯食べた?」







月見「食べたっちゃ食べたけどおにぎり1個しか食べてない、笑」







母親「余り物でいいならやけど今日の夜ご飯の残りのカレーあるねんけど食べる?」







月見「食べる!!いいですか?」







母親「食べて食べて!!」







月見「ってかあと30秒で風雅歳とるで?笑」







『年取るって表現やめて?笑』







月見「あ、風雅おめでとう!!!!16歳最初の風雅はあなたやな!」







『ありがとう!!16最初はあなたやな笑』







月見「これ、プレゼントほんま気持ちやけど、笑」







あなたに箱貰って蓋開けたら2冊のアルバムが入ってた。

ペラってめくったら入所日の日に

“写真撮ろうさ~うち月見!!よろしくね!!”

って言われて撮った写真

次の写真は昨日のユニバの写真。


『これなんなん?』







月見「アルバムやん」







『見たらわかるわ笑ほんまあかんわこういうの泣けるやん』







月見「これ色々写真入ってるから見てや、後これネックレス!!何気にオソロにしてみた笑」







『ありがとう!!笑つけてよ見えへんから無理やねんけど、笑』







月見「ばぁかそれくらい付けれるようにならな16なんて言ったらあかんで?笑」







『うざいうっとうしいこいつ無理笑』







月見「後これお手紙な。笑」







『うわぁ、今度読む。笑』







月見「もう終電ないから泊まっていい?」







『どうぞどうぞ』









自分の部屋に戻ってあなたとふたりでだらぁって話して、笑


あなたが書いた手紙読んでみて~って言うから、笑




ほんま最近涙腺弱いからあかんねんなぁ、笑







あなたの可愛い字で風雅へって。笑


風雅へ

お誕生日おめでとう!!
風雅だいすきだよ!!なんかあなたの方が年上なのに考えが子供だし発言も子供だし風雅の方が大人だなぁって。
なのにやっぱあなたの方が年上みたいです笑
今までこんな関係性じゃなかったから気持ちの伝え方とかほんまさっぱりやけどあなたは風雅の事が大好きやで。
昔の写真振り返ったらうちら成長したな。風雅もかっこよくなったよな笑
あなたは結構大人っぽくなったよな?笑
あん時はお互い小学生やったのに今はお互い高校生やな。笑
次はうちらが先輩。次はうちらが関西を引っ張っていく。
絶対なにわ男子・Lil・Aぇ・関西Jrてっぺん取ろな。頑張ろな。
頑張るで!!絶対ファンの子たち幸せにしよな!!盛り上がれんのか?




って。ほんまにあなたらしい。笑







月見「ほんまこっちが泣けてきた」







『謎で謎で仕方がない。笑』





ベッドひとつしかないからシングルベッドでふたりで寝っ転がるめちゃくちゃ狭いけどお互いの温もりを感じれる。






『絶対関西てっぺん取るからなもうあなたの事泣かせへんから嬉し泣き以外、』







月見「風雅のくせに、笑」







『泣くなあほ、笑』







月見「うるさいばか、泣」







『Zeppなんば成功させような。頑張れよあなた』







超絶窮屈なベッド。小さな小さなあなたの背中を抱きしめながらあなたが落ちないように、、、




おやすみあなたありがとうあなた大好きだよあなた頑張れよあなた









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