今僕は、木刀で素振りをしている
あの時のような過ちを侵さないために
これは今から半年ほど前のこと
僕と蔦子姉さんと過ごしていた、
僕は、次の日がうれしくも寂しくもあった
蔦子姉さんが明日結婚式を上げる予定だったからだ
だが、そんな幸せは崩れていった、
姉の死とともに
蔦子姉さんの声は少し震えていて
でも、僕を安心させようと
大丈夫だから、そういってくれた
そう言って微笑んだ
そして、蔦子姉さんは、玄関を見に行ってしまった。
しばらくすると蔦子姉さんの悲鳴が聞こえてきた
そう叫んで、玄関に向かって駆け出した
そこには、血だらけでボロボロの蔦子姉さん。
そして、
それを食っている ナにか がいた
ナにか がこちらを見ながらニヤニヤと笑っている。
自分の全身が、危険だと警告を上げる
その時、ゴロン と鈍い音がした
僕は、言われるままついていった
そして、僕は3時間ほど
寝かせて貰った
そして、鱗滝さんから最終戦別のことを聞かせてもらい今に至る
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!