お前まじで懲りねェな

そーいえばここの人達全員白ひげの事
親父って言うよな

何でだろうな～

…………一番隊隊長マルコか

白ひげはあー見たらめちゃくちゃ強そうって感じすんだけど

マルコってどんな戦い方すんだろう

一番隊任されてるからやっぱしヤベェくらい強いのかな

なわけ後それ本人の前で絶対言うなよ

あぁーなんだっけ
大罪犯して死刑になったやつ？

俺さ海賊王の事聞いてみたんだけどよ
海賊には好かれてたみてェだな
世間には嫌われてたけど

「海賊王！！海賊にとっちゃァ憧れの存在だ」
とか
「ゴールド・ロジャーの事か？おれの仲間が1回張り合ってよスゲェやつだ！！俺はもっと強くなる！！って言ってたぞ」

とかなんとか熱く語ってたぞ海賊が

俺の母はそこらじゃ有名な医者でな

いいから聞け

そんで家に帰ったら
母が鬼になってたんだ

あぁ、人を喰い血を飲むことによって力を増す生き物。俺が生きていた時代はそんな時代だ

ホントだ

それで俺は母を失った

1人孤独にさまよってたある日
1人の若い男に引き取られたんだ

めんどくせぇから結末から言うと

その若い男は鬼で、鬼の頭だったんだ

あぁそうだ
鬼ってのはな力をどんどん蓄えると
治癒能力もつく

死なねぇんだよ腹が裂けようが
腕が取れようが復活する

そうだ鬼にされたよ

鬼にされたが、俺は鬼化に成功しなかったんだだから人は喰わねぇし

血もいらねェ

その鬼の頭の名前は
鬼舞辻無惨

アイツは1000年間ずっと生きて
人を沢山殺してきた悪人だ

その無惨の力を取り入れた男が俺

その頃、鬼を狩る鬼殺隊って言う隊があってな俺もそこに居たんだ

もちろん非難され嫌われた

だけどある人が認めてくれたんだ
俺の事を

彼は産屋敷耀哉、俺の事を息子と呼んでくれた人だ

産屋敷耀哉、、彼は鬼殺隊を収める長だ

強い、とは程遠い軟弱な人だった
病気を負っていてね

だからか、マルコが言ってたことが
懐かしく感じたよ

俺はその海賊王の息子を非難しない。
手を差し伸べたい、そして愛したい。

この俺は血にまみれ、鬼の血が入っていようとも、優しくしてくれる人がいる

お前だエース

俺はこんな話しても側に居てくれる。

お前もそうなんだろエース

分かるぞ

似た者同士だからな

よっエース

気合い十分やる気十分だな

俺もお前について行くぜ

うし、次の問題だエース

親父殿に報告してこい

エースの出生の事

大丈夫だあの人は認めてくれる。

俺の場合は異次元だかいーんだよ！！

わかったらとっとと言ってこい！！！

はぁ、本当世話が焼ける奴

マルコ～

あ、これ？
この服はな俺が前居たところで支給された隊服だ

…………これはあれだな取っておかねぇとマルコなんか服くれねぇか？

おおー！！ありがとう！

うわ、何泣いてんだお前！！

おうおう、親父殿に報告できたか
その感じだと成功みてェだな

早く泣き止め

おおおお！！！すげぇ！！
エースよかったな！！！

絶対ェヤダ

照れますな～

おい！？

(ニヤニヤすんなっておい…)

ふざけんな……

やります。

うふふふふふふ