あなたside
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今日は待ちに待った文化祭.
てつやくん達とみんなで回ることに.
ゆい 「4組お化け屋敷してるらしいよ」
て 「え!行こーよ!」
あなた 『えぇぇ』
と 「苦手なん?」
あなた 『うん…』
お化け屋敷_
り 「凝ってんなぁ…」
オバケ役 (まって…いかないで………)
あなた 『わっ!』
思わずとしみつくんにしがみついてしまった
と 「大丈夫?」
あなた 『大丈夫じゃない…』
と 「俺に捕まっとく?」
あなた 『うん…』
もうほんとにやだ
ゆいはこういうホラー系好きみたいだからなぁ
そう考えながら進んでいく.
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ゆい 「楽しかったぁ」
ゆいはよっぽど楽しかった様子
私はというと…
と 「顔青ざめてるけど…ほんとに大丈夫?」
としみつくんが私の顔を覗いてきた
ゆい 「あなた、ホラー系苦手だもんね…」
クラスメイト 「ゆいちゃん、」
ゆい 「ん?」
クラスメイト 「シフト」
ゆい 「あ!忘れてた!ごめん行ってくるね!あなたよろしく!」
行ってしまった
し 「あっ、てつやだー!」
て 「しばゆーに虫さん!ゆめまるもいんじゃん!」
ゆ 「一緒に回らん?」
て 「いいよ!回ろ回ろ!」
てつやくん、しばゆーくん、ゆめまるくんの3人で行ってしまった
り 「あいつら自由すぎるだろ」
虫 「あなたちゃんごめんね.いっつもあんなんだから」
あなた 『ううん. 全然大丈夫だよ』
と 「俺らも行こーぜ」
と 「あなた、行こ」
あなた 『うん』
虫 「りょうくん、」
り 「ん?」
虫 「としみつってあなたちゃんのこと好きなの?」
り 「さぁ?どうだろうね」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。