としみつside
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なんであんなこと言ったんだろ.
さかのぼること1時間…
林間学校でバスで近くのコテージへ.
バスを降りると、あなたがいなかった
どこにいるんだと探していると
何やら男と話してるあなたが.
思わず近寄る
と 「あなた~誰と話してんの?」
あなた 「同じグループの子だよ」
そら 「よろしく!」
そら 「呼び捨て…もしかして、彼氏…?」
そう言われた時ちょっと嬉しかった
嬉しさのあまり、
と 「そうだけど」
って言ってしまった.
あなたの顔を見るとびっくりしていた
そりゃするよな.
あの後、あなたが誤解を解いて気まずい空気がはれた.
すると、
名前は……確か、そら……だっけな
そいつが、
そら 「ライバルだね」
そら 「いっとくけどあなたを譲る気はないから」
と 「俺の方があなたのこと好きだから」
そら 「いい度胸じゃん」
そう言われイラつく
なんかそらってやつ、余裕ありそうな感じにしやがって.
これは大変なことになりそうだな.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!