あなたside



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あっという間に夏休みは終わり、
新学期が始まりました.

歩いて学校に行ってると後ろから誰か来た.


としみつ 「あなたー！」

あなた 「としみつくん。おはよ」

としみつ 「おはよ」

あなた 「夏休みあっという間だったよね」

としみつ 「確かに. もう少し長かったらよかったな」

あなた 「うん. 今日はとしみつくん早いね」

としみつ 「まぁな。てか、いつまで君付けなん？」

あなた 「え？」

としみつ 「としみつって呼んでよ」

あなた 「え、あ、えっと…」

としみつ 「ほら、言ってみ？」

あなた 「…としみつ……」

としみつ 「顔赤いw」

あなた 「あんまり慣れてなくて…」

としみつ 「じゃあ今日なからな？君付けすんなよ？」

あなた 「頑張る…」



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学校.

ゆい 「おは…ってえぇ！一緒に学校来たの？」

あなた 「途中で会ったの」

ゆい 「おぉ. あなた顔真っ赤よ？」

あなた 「え、いや、暑くて」

ゆい 「そっか。ならいいけど」
        「今日は席替えだよ！」

りょう 「あー、やるって言ってたなぁ」

てつや 「あなたちゃんの隣がいいなぁ」

ゆい 「いや、私だな」

としみつ 「いや、俺だろ」

りょう 「いやw君らどうしたw」

てつや 「りょうはあなたちゃんの隣になりたくないの？」

りょう 「そりゃなりたいよ」

あなた 「みんな席近いといいね」

としみつ 「確かに。別に今のままでよくね？」

ゆい 「まぁそれは思う」


席替えかぁ…
みんなと近ければいい…かな

そんなことを思っていると先生が来た.



先生 「はい、今日はお待ちかねの席替えするから、くじを引けー。番号がふってあるからそれを見ろよー」


ドキドキしながらくじを引く.
私の番号は…


10だ…
1番後ろだ…

てつや 「えw1番前なんだけど」

ゆい 「てつや、どんまい」

りょう 「あなたちゃん、俺前だからよろしく」

あなた 「え、あ、うん」

てつや 「としみつは？」

としみつ 「あなたの隣」

ゆい 「は、ちょっ、変わってよ」

としみつ 「嫌だね」

あなた 「ゆいも近いじゃん」

ゆい 「まぁ確かにそうだね. てつや、頑張って」

てつや 「えぇーやだ」

てつやくんはボソボソ言いながら前の席に行く.

なんか新学期も楽しくなりそうだな…