7日たったある日に、唯晴はいつも通りに寝ようと布団に入った。
すると、夢の中で神様らしき人が出てきて、
と言ってきた。
唯晴は夢の中で叫んだ。
神様はゆっくり頷くと、口を開いた。
唯晴は、慌てて謝った。
唯晴は、感謝と罪の深さに我に返って目頭が熱くなった。だけど、どれだけ謝っても神様は許してくれなかった。
そう言って去っていこうとする神様の足に、唯葉は素早く飛びついた。
しがみつきながら、必死で言うと、
そういって不敵な笑みを浮かべて、
と言って消えていった。
その時、唯晴はやっと目が覚めた。
今日から学校だ。
こんなのは全部夢だと思って、唯晴は制服に着替え始めた。
4話 終
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!