第2話

第1話
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2018/06/16 21:26

日「あなた~起きて~学校行くよ!?」




貴「え!もうそんな時間!?」




日「いや、まだ時間あるけどね(笑)」




貴「あるのかよー!なら、まだ寝てていいじゃん!?」




日「だーめ!あなた、今日から男の子になるんだから。」




貴「え?今なんて?」




日「今日からあなたは、男の子として学校に行ってもらうよ!!」




貴「えぇ!!そんな、むちゃな!!?」




日「むちゃじゃないよ、私もいるし」




貴「んー、姉貴が居るならいいかぁ…」




日「んじゃ、これ、はい、着替えて!」




貴「急に!?」




日「だから、今日からだって(笑)」





貴「ふぁーい」




5分後




貴「姉貴ぃ~こんなんでいい?ってか、ネクタイ結んでー?」




日「うんうん、大丈夫。ネクタイね、今日は結んであげるけど、次から自分でね」




貴「頑張るわぁ~」




日「よし、行こうか!!」





パチんッ


貴「な、なに!?」





貴方side



姉貴、なに指鳴らしてんだよ…!!


リング上


目の前では、7人の男の人が闘っている。





ちょっとこれ、どういうこと!?






嫌だよ!?わた、僕は闘わないよ!?






カミヤマside



あ、あの子に助け求めよう!!!





神「た、たた助けて下さいぃぃ...!」








どうしていいか分からない君に、僕は話しかけた







貴「え、あ、な、なに!?」


男の子だよね!?!
めっちゃかわいい…







神「あ、あの、すいません、カミヤマです!僕、今日この学校に転校してきたばかりで...なのにいきなりリングの上にあげられて...」




ビリビリビリビリ



な、何の音!?






中「ついにこの力を使う時が来たか...!これが僕の秘められし能力!...ナカマ玉や!」





貴「メガネくんなにしてんの??」





なんで、君はそんなに冷静なの…!?




桐「あ、写真撮ってもええかに!?」



こんな時に写真!?





中「ほら、お前ら!ビビったんだったらさっさと降参しろ!」





挑発されてムカついたのか強そうな2人がナカマ玉を持っている人に飛びかかった





うわわあああ…





貴「ちょっと暴れないでよ~」





なんで、怖がらないの!?





眼鏡の人が持ってた玉はボールへと変わって転がっていった...




あのメガネさんは何がしたかったの??




貴「メガネくんどうしたかったの??」





僕も今、同じこと思ったよ!!





重「ねぇ、ねぇ、ちょっと、ちょっと、ちょっと」






桐「なにぃ?」







重「あの、お取り込み中のとこちょっとええかな?」






桐「ぅーん、よかろう」



どうしたの??





1人の男の子が声をかけたお陰で喧嘩的なのはとりあえず静まった…
その子のまわりに闘ってた人達が、集う






神「僕達も話聞こ!」



とりあえず、僕は君の名前が…



貴「あ、おう」






重「何で俺ら闘ってんの?」






小「は?そんなん知らねぇよ、こっちが聞きてぇよ」




答え方が怖いよ…




濱「なんでだ…??俺もよく分からない...」







桐「ほんなら、あちきらノリで闘っとったかね!そら、いかんないかん!もぅ、切腹じゃ!(笑)」







中「へ、この人なんかおかしくなってる...大丈夫??」



うへーーーん!!!





神「どうして転校生同士で闘わないといけないんですか泣」






流「無意味な闘[あらそ]いは私の美学に反する」


何言ってんのこの子!

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