第9話

203
2021/07/15 09:30
鈴音
鈴音
…そっか〜、じゃあぶり子は鬼殺隊から消えたんだ!良かったね!
星海 憂希
星海 憂希
そーそー、なんかね、りん特製の盗聴器付けて証拠作ったからさw
…あ、もう任務だ!バイバイ天兄!りん!
天音
天音
ぐっばいび!
鈴音
鈴音
バイバイ〜
それから、無線機が何も言わなくなる。
僕は電源を切り、ポケットの中に入れた。
そっか〜、あのぶり子、やっと消えたか!
スッキリした!!
星海人形
星海人形
…『機能開始』
鬼殺隊が来ます。
…星海人形が機能開始した?
珍しい、あんまり無いんだけどな〜
なら、僕らも準備しなきゃ、相手に悪いよね?
鈴音
鈴音
天兄、今回は人数多いっぽいけど、式神召喚しなくて良き??
天音
天音
いや、召喚するよ??
鈴音
鈴音
するんかい
天兄はパンッ、と手を合わせる。後ろには星の魔法陣の様なものが現れた。
そして、何個かの光の弾…弾幕って言うらしい。それが魔法陣の横でグルグルと廻りだした。
光が目を潰す勢いで光だし、それからなんか人が居た。
天音の式神
天音の式神
やあやあ愛しの天音!!
天音
天音
ちょっ、キモイからやめてくれん?
鈴音
鈴音
いきなり辛辣で草。
天音
天音
りんも真顔で言わないで?!
え、僕真顔だった??
それならぴえん。
鬼殺隊員
鬼殺隊員
おい!彼処だ!
鬼が居るっ…ギャァァァァ!!
鈴音
鈴音
はいはい、お人形には気を付けましょうね〜
鬼殺隊員の背中を人形がザックリと斬る。
背中から血がポタポタ、とひっきりなしに垂れていき、やがて死んで行った。
普通の鬼は死んで行った所で直ぐに喰うとは思う、だが僕らは違う。
僕らはね、人間を喰えないんだ。宗教とかも関係あるけど、『あの日』から僕らは約束した。『絶対に人は喰わない)って。
え、死なないのかって??大丈夫、僕らは『普通の鬼』とは違うから。
鬼殺隊員
鬼殺隊員
?!○○くん?!
…許さないッ!!水の呼吸…キャアアッ!
天音
天音
リア充撲滅運動〜
天音の式神
天音の式神
全く、天音は人遣いが荒いな〜…
天音
天音
知らんわ
いや、リア充撲滅運動は草。

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