・
・
・
鳴女ちゃんに自室へ運んでもらい、それから皆が集まっている場所に行く。
こっちに運んでもらった方が良かったかな〜??まあいっか!
あれ、堕姫ちゃんがめっちゃ強い力で抱き締めてくれる。鬼なのに堕姫ちゃん、暖かいなぁ〜!
それを妓夫太郎さんはほっこりした様な顔で見てる。
あれ、皆気付いてなかった?
と言うか半天狗さんはなんか『ヒィィィィ』って悲鳴あげてる…
そうむざりんは実験をしつつ僕らに言う。
それからスポイトやフラスコを置いて紙にサラサラ、と羽根ペンで書いていた。
僕らがそう言うと、むざりんは羽根ペンを置いて、不服そうな顔になる。あれ、僕ら間違った事言った??
そうあかざっちが言うと、ベベン、と琵琶の音が鳴り響き、僕らはそれぞれの部屋に飛ばされた。
あー、そろそろ新技考えた方が良いかな〜
・
・
・
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!