第5話

✳(憂希side)
211
2021/07/14 08:52
星海 憂希
星海 憂希
はぁ〜…本当任務疲れる。
と言うか、あの人めっちゃ僕に仕事押し付けてくるんだけど。
どうも、憂希です。
僕、今任務だったんだ。え、そんなに疲れないだろ、って??いやー、ちょっと面倒な事に巻き込まれててさ。厄介、厄介!
その時、後ろから声がし、肩をトン、と叩かれた。この声はまさか…
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
あら、憂希さん。
ため息付いてたら幸せが逃げていきますよ?
星海 憂希
星海 憂希
あ、胡蝶さん。
いや、もう幸せはほぼほぼ逃げていってると思うんだけど…
そう、蟲柱の胡蝶さん。
僕が『彼奴』に虐められてるのを知ってる人。そして、僕の味方をしてくれている。
妖々夢 慧愛
妖々夢 慧愛
あっれぇ〜??しのぶちゃんに慧愛の事刀で斬った『裏切り者』さんじゃん!
慧愛、怖ぁーい!
星海 憂希
星海 憂希
うわ…寧ろ清々しい程の嘘を言えますね、ある意味尊敬します。あ、後ろの方々、出てきた方が宜しいのでは?
屑と雑魚妖々夢慧愛が来た。後ろには二、三人程の柱が居る。まあ妖々夢の事信じてる人だけど。因みに僕側と妖々夢側、中立の三側が居る。僕的には全員中立が良かったな。
妖々夢 慧愛
妖々夢 慧愛
ひっどぉい…!
私ぃ、泣いちゃう…!
よくこんなにも泣き真似出来るよね、ある意味本当尊敬するよ。てかこの人なんか香?付けてて臭いんだけど。てか後ろの人もよくこの臭いに耐えれるよね〜…と言うか一人顔顰めてる。草。
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
う…うむ…!妖々…夢しょ、少女の…言う、通りだ…!と言う…か!妖々夢、しょ、少女…!何か…付けてい、るか…?!臭いぞ!!
妖々夢 慧愛
妖々夢 慧愛
えぇ〜??私ぃ〜、何も付けてませんよぉ??もしかして、私の元の匂いですかねぇ〜??それなら私、嬉しぃ〜!!
うわ、自意識過剰かよ。
臭いってどストレートに言われてるのに…
と言うか顔顰めてるの煉獄さんか。可哀想に。あの人はなんか何でも信じそうだからな…
あー、天兄とりん来ないかな。
それでなんか修羅場にしてみたい。絶対面白いやつじゃん。
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
あら?!妖々夢さん、また憂希君を虐めているの??駄目よ、そんな事したら!!
星海 憂希
星海 憂希
あ、甘露寺さん。
妖々夢 慧愛
妖々夢 慧愛
えぇ??私、虐めてなんかいないよぉ??
と言うか、私が虐められてるんだってぇ〜!!
星海 憂希
星海 憂希
演技上手いんですね、意外と。
でも、僕は虐めても無いですし、出来れば貴女と関わりたくないんですよね。
てかこれりんが来て論破してくんないかな。
後天兄がひたすら正論ぶちかますとか。
絶対面白いって!
鈴音
鈴音
あっれぇ〜??彼処に妖々夢慧愛不審者が居るよ天兄!!
天音
天音
ほんとだ〜!!てか彼奴絶対雑魚じゃん、多分あの中でも努力なんかしてないよ。

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