第2話

にーわ!
249
2022/03/29 01:22
ー介人sideー

あなたはあくびをしながら、研究室に戻って行った。
マジーヌ
マジーヌ
あなたはいつも研究室にいるっすか?
五色田介人
五色田介人
そうだよ、父ちゃん母ちゃんの代わりに研究を続けてくれてるのが、あなたなんだ。
小さい頃から、カラフルに通ってくれていたあなたとはいとこで、小さい時から成績優秀で頭がずば抜けて良かったあなたは、俺の父ちゃん母ちゃんから色んな事を教わっていたそうだ。
そして、10年前いなくなった父ちゃんと母ちゃんの代わりに、色々な世界の研究を続けてくれている。
セッちゃん
セッちゃん
美都子博士も功博士も、あなたは優秀な助手だって言ってたっチュ。
五色田介人
五色田介人
そうなんだ!!
ジュラン
ジュラン
へぇ、意外と凄いんだな。
ガオーン
ガオーン
でも、こもりっきりじゃ体に悪いんじゃない?
マジーヌ
マジーヌ
そうっすよ!ちゃんと運動させないと!
五色田介人
五色田介人
運動ね~…(確かに…この前、倒れそうになってたからなぁ…)
ブルーン
ブルーン
分かりました!私が外に連れ出しましょう!明日図書館に行く予定なので、一緒に行こうと誘ってみます!
マジーヌ
マジーヌ
おぉー、それがいいっす!
五色田介人
五色田介人
さすが!
ジュラン
ジュラン
やるなぁ
五色田介人
五色田介人
じゃあよろしくね!ブルーン!
翌日の昼頃、研究室から出て来たあなたを、ブルーンがほぼ強引に図書館へ連れ出した。
ーあなたsideー
ブルーンに図書館へ行かないかと誘われ、断ったにも関わらず強引に連れ出された。
ブルーンが本を見ている間に、私はこっそり抜け出して外のベンチで休憩をしていた。
(なまえ)
あなた
はぁ…まだやる事あるんだけどなぁ…
ブルーンの所に戻ろうと立ち上がり、足を進めようとした瞬間、上から何かが降ってきて、頭にぶつかった。
(なまえ)
あなた
ったぁ何…?ゴミ?!
ゴミがたくさん降ってきた。トジテンドの仕業かもと、セッちゃんに連絡を入れる。
セッちゃん
セッちゃん
ゴミワルドの仕業っチュ!
(なまえ)
あなた
痛っ…うわっちょ、まっ!!ゴミがいっぱい!
セッちゃん
セッちゃん
どうしたっチュ!?かいとー!大変チュ!!あなたがゴミに埋もれるチュ!
五色田介人
五色田介人
あなたが!?大変、早くあなたを助けなきゃ
もう、最悪だ。ゴミはどんどん降ってくるし、臭いし…部屋にひきこもってれば良かった…
外に出なきゃ巻き込まれずに済んだのに…
気分が沈んでいた時、ゴミに埋もれた私の目の前を誰かが通り過ぎた。
(なまえ)
あなた
あ、あの!!誰だか分からないけど!助けてください!
???
???
は?なんで僕が…
(なまえ)
あなた
(態度悪いな…でもこんな所にいるわけにはいかないし…)お願いします!
???
???
はぁ…仕方ない、手を出せ。
(なまえ)
あなた
(お、優しい人だ!)はい!
ゴミの中から手を出すと、ギュッと握られて勢いよく引っ張られた。
To be continued.

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