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第1話

とある物語 1ページ目
27
2020/04/10 18:04
これは、とある物語。

あるところに、窓辺で黄昏タソガれている高校生が居ました。

「何してるの?」
「んー?」
「先生、下で呼んでるけど…。」
「君は、楽しそうでいいね。」
「?どうしたの急に。」
「君は怖くないんだね。」
「なにが?」
「時が変わってしまうこと。」
「?」
「知ってる?僕たちがどんなところにいるか。君は今どこに立ってるの?」
「えっ…と、教室の床の上。」
「…。」
「えっと、日本?…地球?」
「一本橋。」
「え?」
「僕たちはそれぞれが一本の橋の上に立っているんだ。」
「橋…?」
「その橋は整備をオコタるとすぐに壊れてしまう。僕たちが橋の板をを踏み外してしまったら下に落ちてしまうし、もしかしたらもろい板や抜け落ちた部分もあるかもしれない。そしたら僕たちは呆気アッケなく亡くなってしまう。そう考えると、一歩踏み出すのが怖くなるだろう?」
高校生は自分の足下を見る。想像するだけで、ぞっとした。
「…。」
「僕たちは、自分の選んだ一歩で生死が決まってしまう。自分が整備を怠ると、壊れてしまう。ましてや、誰かに落とされてしまう可能性もある。安全なところなんて最初から用意されてないんだ。生きるとはそういうことなんだ。だから、“生きる”って本当に“奇跡”なんだよ。」
「奇跡…。」
「そう。だから、僕たちはもっと危機感を持たなきゃいけない。生死の境目は常に隣り合わせ。軽く見てみてはいけないんだよ。…だから怖いんだ。今この瞬間にも何かが起こるかもしれない。時が止まってほしいと願うばかりだけど、それも叶わない。」
「…だったら、だったら!一緒に一歩踏み出しませんか?」
「え?」
「あなたの言うこと、すっごい胸にささったっていうか、本当その通りだと思う。だから、一緒に時を乗り越えていくって考えたんだけど…。」
「…。」
「同じ時間を共有して、その…限りある時間を笑うことが出来たら、きっと怖さも半減すると思うし…。今の1秒が重なって1日、1日が重なって1年、それこそ何年も重なって人生になると思うから、今のまま、止まったままはもったいないと思う。」
「君は面白いこと言うね。」
「えっ!いや、ごめん…。」
「ううん。一緒に乗り越えていく、君らしい考えだ。今みんな、考えない人ばかりだから、なんか新鮮だね。」
「考えない人ばかり?」
「たくさんの情報を得られる今、情報の取捨選択が求められるのは仕方のないこと。すべてを鵜呑ウノみにしていたら、それこそ道を塞ぐようなもんだ。それに皆のためと思って教えたことも、後から間違いだと気づいて消そうとしても遅いこと。だから、一人ひとりがちゃんと考えなきゃいけない。考えてそれが結果、失敗だったとしても、成功だったとしても、自分を誉めてあげて。」
「誉める?」
「ちゃんと自分で考えた、えらいえらいってね。自分で生きようとしているってことだから。考えることをやめたら、どんどん自分がしんでいっちゃうからね。だから、君もえらいえらい。」
「ちょっ、なでないでください!恥ずかしいですからっ!」
「ちょっと、世間話にしては話しすぎたね。さて、先生のところにでも行こうかな。」
「じゃあ、自分も行きます。多分、連れてこいって意味だったので。」
「じゃっ、行こっか。」
「はい!」
「ところで君、クラスメイトだよね?」
「えっ!知らないで話してたんですか?」
「まぁ…。」
「もう!自分の名前は――――――」


これは、とある物語。伝えたい物語。

長文失礼いたしました!



今は耐え時だけど、たくさんの人が頑張ろうとしている。今回のことがあって、自分っていかに考えてこなかったか、知ることができた。だからこそ、自分たちで考えることを大切にしていこうと思った。老若男女関係なく、皆のすぐ横に境界線はある。今一度、この時間がある今だからこそ、自分と向き合ってみよう。筆者は個人的にこう思います。

ここまで読んでくれた人、少しでも覚えていてくれたら嬉しいです。きっと心の支えにもなります。強くなれます。筆者も一本橋の話を高校生くらいのときに先生から教わりました。この事は忘れちゃいけないんだと、非常に痛感しております。どうか軽く考えている人、ちょっとでも意識を改善してくれたら嬉しいです。そして今頑張っている人、本当にありがとう。自分のこともちゃんと誉めてあげてください。もちろん筆者も誉めまくります笑
ほぼ個人的意見なので、投稿するか迷ったんですけど、伝えたい想い、言葉の影響力ってすごいと思うので述べさせていただきました。

長文、もう本当長文。お付き合いいただき、ありがとうございました!

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