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第3話

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2023/10/06 10:00




  10年前まで遡ろう

  出会いは私が15、業君が5歳の時



あなた
 … ? 、 




  エアコン要らずで過ごせるようになった季節の
  とある日 、

  夜10時の公園で

  一人の男の子を見かけた




あなた
 … お ー い 、 
あなた
 こんな時間に何してるの 〜 ? 
  赤羽
 … なんだよ 
あなた
 ってうわ !? 
 ボロボロじゃん ! 




  手も足も擦り傷だらけ 、

  その子は目にじんわり涙を浮かべて
  ズボンの布を掴んで突っ立っていた


  見たところ6歳あたりだろうか
  親はどこにいるのだろうか

  男の子は見るからに私を警戒していて
  簡単に話してはくれなさそうだ


  もちろん私はそんな子を放っておけるような
  クズでもカスでもないので
  一旦家に連れて帰る事にした









あなた
 … 僕 、名前言える ? 
  赤羽
 知らないヤツになまえ 
 おしえるかよ
あなた
 うん 、ごもっとも … 



  警戒心は強いのはいい事だよね 、
  お姉さんちょっと傷付いたけど


あなた
 とりあえず 、
 救護セット取ってくるから 
 ソファー座っててね
  赤羽
 … ん 









あなた
 え ー っと 、
 確かこの辺に … 



    がちゃ




あなた
 あ 、お母さん 









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