こらっ待てー
うわぁ、もう追いかけてきた………
と同じ頃
やっべ〜、すげー雨だな
お?いかだかあれ……
誰か乗ってんぞ
ちょうど麦わらの一味の船の前を進むあなたに声をかけたルフィ
お前……こんな雨の中どこ行くんだ?
俺達の船に乗るか?
っ………私見たいなっ……誰だかわからない人、乗せちゃっていいんですか?
おぉ!
ふとあなたは、こんな人初めてだ。
……みんな私を避けるから。そう思った
あ、ありがとう、ございます……
と、船に乗るのを手伝ってくれた人が声をかけてきてくれた。
なんで海軍から逃げてたの?
えっーと、ざっくり言うと、悪魔の実を食べているからですかね。
それなら俺だって……
オルオルの実。……皆さんは知ってますか?
政府が使おうとしていた実……なんです。
この実は、他の実よりも強力だから……
オルオルは、『オール』って意味が込められてるんですけど、その名の通り…この世界に存在している全てのものを操ることができるんです
全て?
はいっ。その気になれば人だって……
だから私政府に追われるんですよね💧
まぁっ!
お前も苦労してんだな!
はいwwだから…此処にいたら貴方たちにも迷惑がかかっちゃうかもしれないから、もう行くね
大丈夫ですよ。貴女を迷惑なんて思う奴は、この中にはいません。
いたぞ!!
あっ、ほら、やっぱり………
だから、…さよなら
ちょと待てよ。
お前は…俺たちに迷惑がかかるって思ってるか?
彼の質問に答えらるはないまま、数分が経ったあと、本格的に海軍が追ってきた。
あそこにいるのは……麦わらか?
麦わら!今すぐあなたをこっちによこせ、
そうすれば今回ばかりは見逃してやる
うるっせぇな。昼寝の邪魔しやがって………
ルフィ、……そこにいるのは新しい仲間か?
おう!''まだ’’仲間じゃ、ないけどな
と、ルフィが呟いた後、あなたは
はっとした顔で言った。
え、…………………ぞ、ゾロくん…?
…………………………
あ、え、えっと………私、あなたっていうんです……
私のこと、覚えててくれましたか?
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