第27話

夏祭り④
299
2019/02/10 16:19
ソンウ
ソンウ
【ソンウの気持ち】

あのままあなたちゃんと一緒にいれたのに……

僕は……またチャンスを逃してしまった。

僕はほんとに馬鹿だ。

君に会う時は必ず泣いてるんだ。

泣いている顔も綺麗で、

でもジュンと仲直りした時の君の笑顔はもっとうつくしくて、

胸が苦しくなった。もう辛い思いはしたくない。

君を見ると思い出してしまう。

ねぇ、いい人になれたよ……??



🔹─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸
じゅん
じゅん
あなた。

さっきはほんとにごめん!

僕は、ほんとにあなたと一緒にいたかったんだ!!

いつもと違って、話が繋がらなくて、たまたまあの子がいて、

話が弾むかなって……それで……

ほんとに僕はあなたと一緒に花火が見たかったんだ!!



ドキッ



ずるいよ。



そんなこと言って


((さくらちゃんとジュンの笑ってる姿が浮かぶ。))
あなた

やだ。

じゅん
じゅん
え?
あなた

さくらちゃんと一緒にいるのなんかヤダ。

じゅん
じゅん
え?

(なにそれ可愛すぎかよ。
は。。。。


なんか口に出てしまった。



なんで?なんで?なんで?
あなた

/////

じゅん
じゅん
うん、分かった。


勘違いされたくないから。

できるだけ、一緒にいないよ。

いい?
あなた

((頷く

じゅん
じゅん
((頭ポンポン

((可愛すぎ、


ドキッ



もうわかってしまいそう。



胸が締め付けられる。



そして胸がいっぱいになる。


気づきたくない。


認めたくない。


認めてしまったら……
じゅん
じゅん
花火の時間になるね。

もう少し近くまで行こっか。
あなた

うん

じゅん
じゅん
迷子になるから、手、

はい。

((言ってしまった。言っちゃった後に後悔が……。

もうしょうがない!!でも冷静に。。。。


ドキッ



ドキッ



やばい、繋いでしまったら。



でも、離れたくない。


触れたい。


よし。
あなた

((ぎゅっ

じゅん
じゅん
/////
あなた

/////

じゅん
じゅん
よし。



~歩く~








✨ドーンッ!!🎆


🎆ドーンッ!🎇🎆








じゅん
じゅん
綺麗だね。
あなた

うん。

じゅん
じゅん
((あなた。

言えないけど、花火以上に君は綺麗だ。


この繋いだ温もりからこの思いが伝わればいいのに。


そしてあなたは、今何を思ってるの?


このまま時をとめたい。

そんなことを花火に祈ってみようかな。。。。。


((花火を見ているじゅんの横顔を見る。



もう気づいてしまった。



私はじゅんが好きなんだ。



楽しそうな顔も、花火を見ている横顔も。

謝ってた時の真剣な顔も、照れて恥ずかしそうな顔も。


全部全部好きなんだ。



取られて欲しくないんだ。



認めてしまったら……この距離変わってしまうのかな。


伝えてしまったら……この距離変わってしまうのかな。



この手から全て伝われなんて思ってしまう。




もう認めないなんて無理だよ。




私はじゅんが好きだ。





恋ってこんなに甘くて苦いんだ。。。。。。
じゅん
じゅん
((ギュッ
握るのが強くなった。


ドキッ


それだけで胸がこんなに弾むなんて



私も強く握り返した。




こんなに花火が綺麗に見えるなんて……
あなた

花火……綺麗……












……続く。
作者
作者
いつも読んでいただきありがとうございます!!

やっとあなたちゃん気づきました!!笑笑(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

ソンウくんの話は……また番外編などで書きたいと思ってます!!


これからもよろしくお願いします!



💓&コメントよろしくお願いします💓💞

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