それから、私はあんまりじゅんと話さなくなった。
いや、話せなくなった。
あっちは部活で朝練が始まり、帰りは私達ダンス部は基本的に1番遅い。
そしてクラスも違うから会いたくても会えない。
まぁ何となく会いにくいんだけどね💧
だってジュンには好きな人がいるんだって。
それは誰なんだろ。
やっぱりさくらちゃんなのかな?
そんなことを考えてるとイロんとの集合場所についた
私はふたつも嘘をついた。
・ジュンを好きになったこと。
・ジュンと話せなくなったこと。
罪悪感を持ちながら、でも言いたくない。
学校到着→席に着く。
🔔キーンコーンカーンコーン
ガヤガヤガヤガヤ
ガラガラガラ
続く。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!