第26話

夏祭り③
313
2019/02/08 16:23
ソンウ
ソンウ
あなたちゃん?
あなた

ソンウくん……

あなた

泣泣泣

ソンウ
ソンウ
うわぁぁぁぁぁどーしたの?
あなた

あのね、……グスン




~全部話す~
ソンウ
ソンウ
そっかぁそんなことが……
ソンウ
ソンウ
じゃあ一緒に回らない?
あなた

えっ……

ソンウ
ソンウ
あーえっとージュンが見つかるまで、とか?

とりあえずどこかいこーよ
あなた

うん!!そーだね!!

(気を使ってくれてるんだ……ありがとう)





それから、いろいろ回った!




ソンウくんはいつも私を笑わせてくれた!



とっても楽しかった!



あ、でももうすぐ花火の時間だ。



ジュンと一緒に……見たかったな、




ソンウ
ソンウ
じゅんいないね……


このままいなかったら、一緒に見る?

(なんてこと言ってんだ!!つい言ってしまった。)
あなた

(どこまで優しいんだ。こんなに気を使ってくれるなんて
でも、ソンウくんも一緒に見たい人いるよね……)

あなた

ソンウくんは一緒に見たい人いないの?

ソンウ
ソンウ
んーあなたちゃんかな?

(こんなの困らせるだけじゃん)
あなた

えっ……(それはどーゆう意味なの??)

…………

ソンウ
ソンウ
見たい人はいないかな。

(困らせちゃってたな。俺に勝ち目はないんだな。)
ソンウ
ソンウ
それより早くジュン探そ!!

(早くあなたちゃんの笑顔が見たいんだ。)
(ジュン許さねぇ。)
じゅん
じゅん
あなたー!!!!
あなた

あ、ジュン




🔹─🔸─🔹─🔸─🔹ジュンside─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸


さくら
さくら
やった!!ジュンくんと回れる!!

どこ行くー?
じゅん
じゅん
ごめん、オレはあなたが……
さくら
さくら
袖を引っ張る。

私じゃダメなの……??

私の方がジュンくんとお似合いだよ。
じゅん
じゅん
確かに、僕とあなただと、あなたは可愛すぎてて釣り合わないかもな。
でもそれでも僕にはあいつか必要なんだ。


好きなんだ。あなたの事。


僕をずっと照らしてくれている人なんだ。

だから……ごめん。


じゃあ


そっから僕は無我夢中に走った。


走って走って走りまくって、でも人が多すぎて、見つからない。


もうすぐ花火の時間だ。


あなたと見たかったのにな……


その時、僕を照らしてくれる太陽みたいな人を発見した。


いた、あなただ。


遠かったけど、すぐ分かった。
じゅん
じゅん
あなたー!!!!
って叫ぶと、あなたは一歩後ろに下がった。



そしてその前には僕の友達、ソンウがいた。
ソンウ
ソンウ
おい。
なに女子ひとりにしてんだよ。
しかも可愛いあなたちゃんを。
じゅん
じゅん
ほんとごめん!!!

沈黙が嫌でそんな時に来てくれたさくらちゃんに頼りすぎてた。
ソンウ
ソンウ
はぁ。

ほんとに馬鹿。

じゃあ聞くよ。さくらちゃんとあなたちゃんどっちが大切なんだよ。
じゅん
じゅん
それは……







🔹─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸─🔹─🔸






じゅん
じゅん
それは……



ドキドキ、胸が高鳴っている。



どうしてそんなこと聞くの。




また胸が苦しいよ。




私のことは大切なのかな……??
じゅん
じゅん
あなたに決まってるじゃん。
あなた。

僕はあなたがいちばん大切だ。

さっきはごめん。

花火、一緒に見てくれない?




こんなことずるい。



そんなん答えは決まってる。
あなた

いいよ。

ソンウ
ソンウ
よし、仲直り。


じゃあ楽しんでね!!
あなた

ありがとう!!!

じゅん
じゅん
じゃあ行こっか!!
あなた

うん!!








続く。
作者
作者
遅くなりました!!


夏祭り編どーですかね?感想があればよろしくお願いします!!


もうちょっと夏祭り編続くので、💓&コメよろしくお願いします💓💞

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