私の過去を話してから１週間…妹は流石の人懐っこい性格でここにも馴染んでいた

「では次のニュースです。半年間に渡った調査でQueenは南紅能力中学校の生徒だとわかりました。」
「そうですか…あそこは強者揃いと聞きますけども…まさかそこがと。」

「ですが…最近見なくなりましたね」
「はい…速報です…えっ？あっそうですか…たったいま入ってきた情報はなんと、Queenが解散したということです。」
「そうですか。えっええ…雷の如く現れ雷の如く去りましたね。」

私は誰にも見られない薄暗い場所に来ていた

そして同時に地を蹴った。

能力が無いのでどうやって立ち回るか…ショートカットはフランがいないと使えない。
なぜならフランの能力はゲームを操る程度の能力…その周りにはゲームキャラがいるそれが私たちだから使えるらしい…

ジリジリと追い詰められていく…が…もう使おう一つのスペルカードを

点滅するかのように放たれる弾幕…それをラピスは軽々と避けるが…

目の前には紅い弾幕…後ろには青い弾幕。気づいたらラピスの周りには弾幕がかかっているのだ

ギリギリ避けたところで…

ジャンプでラピスと距離を詰めて踵落としを喰らわせる。

ラピスら接近戦に移行する。が…私は全て避けきる…少し退くとそこに準備してあったかの如く剣を取り出す。

距離を詰めようとするがラピスの本気の弾幕が襲いかかり中々前に進めない。それを弾きながら…前に進む

全て受け切った。

ソードスキルバーチカル・アークの模倣で攻撃するが…

やっぱり剣術を操る程度の能力は中々侮れない。受け切られるとラピスはキレの入った…四連撃の攻撃を繰り出す

弾き返したが…前に進む速さより体勢が戻る速さの方が速かった。

色々なゲームの模倣をして最後に…陽動連線斬という私自身が作った。6連撃技を喰らわせたらラピスはとても受けきれずに体勢を大きく崩してそこに私は剣を一線させる。

どうやら私の勝利のようだ…これは気合いを入れなきゃ負けていた。組長なだけはある。もっと強くなったら…私と互角以上になっていたが…ふとした疑問があった…

そういうとラピスは高々に笑い出した

静かな夜に2人の少女の笑い声が木霊する

次回「夢主の能力と暴走」