あれから、数日が経って、、お母さんとお父さんは、旅行に行ってしまって、家では1人…
未だに学校に行けてはいない……
あんな手紙が来たら、もっと怖くなってしまった……
後に後悔することも知らずに……
学校に行かなくなって1週間━━━━━━━━
ピーンポーン
宅配便かもしれないので、モニターを見て、インターホンに出る…
『宅配便です!』
お母さんとかが頼んでたかもしれない…
ガチャ
『ニヤッ』
この人はスタンガンを持っていた……
私は急いでドアを閉める…
でも、、、
足を引っ掛けてきて、ドアを閉められない…
男性の力には勝てず、ドアが開いた反動で飛ばされてしまった……
もう、やばいと思い、家の中に逃げる…
家の中にある家具やものを倒しながら、この男性から逃げまくる…
でも、逃げきれず…
スタンガンを後ろから当てられて、
大きな衝撃と同時に、私は倒れた…
気を失う直前に、頭をよぎったのは…
紫耀と廉の顔だった………
それから私の記憶はない……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!