第46話

正門良規×you 🔞
15,234
2021/08/10 08:00
何年ぶりだろう、熱が出たのは
あー、熱ってこんなに体重いっけ、、
今日は正門くんとデートの予定だったけど、行けるはずもなく…
仕方ないので連絡を入れる

[ごめん、おきたら熱あった]

既読が着いたと思ったらすぐに電話がなる。

『大丈夫なん?何度ある?』
「ごめん、さっき測ったら38.9やった」
『めっちゃ高いやん、家行くわ』
「うつっちゃうからだめ」
『無理や行く。なんか欲しいもんある?』
「ないから大丈夫、」
『ええから、素直になりなさい』
「……冷えピタとポカリとゼリー」
『王道やな笑わかった、じゃあ、寝ときや?』
「うん、」
『ちゃんと寝ときや』
「わかったよ、ありがと」
『ん、じゃあまた後で』

眠くはなかったけど、身体はだるかったから言われた通り大人しくベッドに入ると、いつの間にかねてたみたいで、正門くんの手がおでこに触れる感触で目が覚めた

『ごめん、起こしてもうた?』
「んー、大丈夫、今日はごめんね、デートだったのに」
『そんなん気にせんでええの。』
「ごめんね、ありがとう、」
『ん。お腹は?空いてへん?』
「んー、大丈夫」
『ゼリー買ってきたで?プリンもあるで』
「今は大丈夫」
『朝からなんか食べたん?』
「んーん」
『…じゃあなんかは食べなあかんなぁ』
「大丈夫、お腹すいてない」
『スープとかなら飲みやすい?』
「でもうち今何も材料ないから、」
『買ってきたで?色々買ってきたからなんでも作れんで』
「……作ってくれるの?」
『うん、つくったる、まってて』

そう言うと寝室から出ていってしまった正門くん、
さっきまで話し相手がいたのに、急にいなくなるとなんだか静かで寂しくなる
朝起きた時よりも体はだいぶ軽くて、熱も測り直したら38.1と下がっていた
体温計を見せに行くと言う口実で、私もキッチンに向かう

「…正門くん」
『わ、びっくりした、どうしたん、寂しくなった?』
「、ちがう、熱、測ったから見せに来たの」
『ふふ、何度やった?』
「38.1」
『お、下がったんちゃう?』
「さがった、体もね、朝より楽だよ」
『それは良かった、んで、お嬢さんはねなくていいの?』
「…もうたくさんねた」
『ふーん、じゃあここにいる?』
「…うん」
『ふはっ、わかった。じゃあクッションとブランケットだけ持ってくるな、ソファにいとき』
「、ありがと」

なんでこんなにデキる男なんだろうって、本気で考える時がたまにある。今それだ。
きっともう、寂しいから来たことも、近くにいたいということも見透かされているのだけど、そんなのどうでもいいくらい、そばにいたいって思う。


『できた、スープ』
「おいしそう」
『食欲わいてきた?』
「うん、ちょっとお腹すいた気がする」
『熱いから気おつけて』
「うん、」
『……どお?』
「おいしすぎる」
『わー、よかったぁー、俺もたーべよっ』

すごく美味しいスープを2人で味わって最後まで食べたら、正門くんが洗い物までしてくれて、洗い物が終わったら2人でまったりソファで寄り添い合う

『ねつ、もっかい測って?』
「うん、なんか、下がってる気がする、」
「あ、37.6」
『めっちゃ下がってる』
「朝は39度近くあったのにね笑」
『よかった、少し回復したみたいで』
「ありがと、正門くんのおかげです」
『いーえっ、看病させてくれてありがとっ』
「今日汗もかいたし、お風呂行こっかな」
『え、あかんよ』
「え、どうして、?」
『熱ある時お風呂入ったらアカンって言うやん』
「そーだけど、汗かいたし…シャワーだけでも!」
『んー、…あかん!』
「えー、」
『汗拭くんで我慢やな、タオルとお湯と着替え持ってくる』
「着替えは自分でっ」
『ええから座ってなさい』

お風呂に入りたい!!って何回言っても根気強くダメ!!!!と帰ってくるのでもう諦めて体を拭いて着替えることにする。
着替えを選ばれるのは恥ずかしいってか絶対正門くんが持ってくるものが予想出来てそれもまた恥ずかしい
自分の服選ぶより迷ったわ〜なんて鼻の下を伸ばしながら帰ってくる正門くんに、「たまにほんとに変態おじさんになるよね」なんてちょっと意地悪く返事してやった。否定はされなかった、

『ほいっ、じゃあ、脱いで?』
「……え?なんで正門くんが拭く前提なの?」
『え、俺が拭くよ、なんで自分で拭くの?』
「いや、自分で拭けるよ、赤ちゃんじゃないんだから」
『いや、俺が拭く』
「絶対だめ、変なことするじゃん」
『せえへんよ!そんなん考えてませんー、』
「正門くんいま変態おじさんモードだからだめ!」
『いやや、絶対俺が拭く』
「いーや、」
『もうえーからはよしなさい』

そう言うと、おもむろに服をぬがせてきて、そそくさと拭き始める

「え、ちょっと、ちょ、ほんと、え」
『はーい、ブラジャーも外しましょうね』
「正門くんってば、」

あっとゆう間に上半身は裸にされて、もう私も抵抗を諦めてしまった

『あれ、もう諦めたん?』
「だって、何言ったってもう意味ないんでしょ、」
『よくお分かりで』
「んっ、急に!」
『あーー、あかん、なぁ、ダメ?』
「私今日熱ある」
『んーーー、分かってる、そうよなぁぁ、ああぁぁ』

なんだかすごく葛藤している正門くん、もうどうにでもなれと、正門くんの判断に任せることにした

「どっちでもいいよ、まかせる」
『あかん、そんな可愛いこと言ったらずるいで』
「だって」
『あーーー、あかんわ、今戦ってんねん』
「何と」
『自分と戦ってんねん』

葛藤しすぎてもはや何言ってるかわかんない()

『負けてもええ?、こんな可愛いくて好きな子の体目の前にあったら、我慢できそうにない』
「っ、変態」
『なんとでも言ってください』
「んっ、ばかっ」

どうやら自分との戦いに負けたらしく、優しく私の弱い所を触ってくる

「んんっ、はぁ、まさかどく、」
『ちゅーは?』
「っ、しなぁい、」
『…なんで』
「うつるっ、しなぁいのっ、」
『うつしてや、ちゅーしよ』

熱がうつるからちゅーはするつもりなかったのに、気づけば正門くんが近づいてきて、口が重なる
苦しくて口を開けると入ってくる舌
なんでこんなに、私が弱くなっちゃうようなちゅーを、正門くんは知ってるんだろう、

『きもちい?ちゅー、』
「んっ、すきっ、まさかどくんの、」
『ふふ、しってる、』
「あっ、みみは、だめでしょ、」
『耳が好きなのも知ってんで、全部知ってる』

両耳を手で触られて、また舌と舌を絡め合う
耳を塞がれると絡まり合う音がよく聞こえて恥ずかしい、それも、正門くんの作戦なんだけど

『なぁ、したどうなってる?』
「うるさぃ」
『ぬいで』
「ぃゃ」
『ぬがしたる』
「まさかどく、」
『なぁ、いつまでそう呼んでんの』
「へ、」
『よしくんってよびなさい』
「…よしく、もぬいで」
『っっっ、はんそくかわいすぎっっっ』

私はあっとゆう間に全て脱がされて、何も身にまとっていない状態。よしくんは、上だけ裸
よしくんが私のあそこに触れると、ぴちゃって音が聞こえて恥ずかしくてたまらなくなる

『すごい濡れてる』
「んっ、やだぁ、」
『聞こえたやろ?』
「うるさぃ、きこえてなぃ」
『ふふ、かわいい』
「あっ、まってはやいっ、いやぁ、んっ、んあっ」

急に指が入ってきたと思ったら、激しく動く

『全部知ってんで、どこが弱いかも全部知ってる』
「いやっ、ぁっ、だ、っ、いっちゃ、、」
『ええよ』
「んんっっぅ、あっだめっ、あっ、んっっ」
『じょーずにいけました』
「…、、」

なんか、いったはいいものの、どっと疲れて、あつくなってぼーってしてきた、あー、これ完全に熱上がってる

『、ぐあいわるい?』
「っ、大丈夫っ、」
『ほんま?』
「はやくっ、いれてっ?」
『っ、煽っちゃあかんやろ、俺我慢できひんよ』
「いいからっいれて」

ここまで来て、私も終わりたくないって思っちゃって、体はだるいし、辛いけど、受け入れる体制に入る

『いれるでっ、』
「んっ、」
『っ、大丈夫?』
「んっ、大丈夫っ、あっっっ」
『ふふ、いいとこ当たった?ここやろ』
「んぁっつ、だめっ、そこっあっ、んっ」
『きもちっ?』
「んっ、ぁっっきもちっ、よしく、っ、よしくんは?」
『んっ、きもちいでっ、っう』
「んっっはぁ、いっちゃ、いく」
『んっ、いっしょいける?』
「んっはやっく!あっっっいっちゃぅからぁ、」
『んっ、いこっ、いっしょ、っっ』
「あぁっっ、はぁ、ん、」
『んっっ、はぁ、』

2人で同時に果てて、我に返ったときにはもう、とてつもなく体が重くて、辛すぎて、、
その様子に気づいちゃったみたいで

『まって、顔赤いで、え、ちょ、体温計、体温計どこ』
「よしく、おちついて」
『熱計って、ちょ、はかって』
「はかるから、落ち着いて」
『ごめん、つらい?、なぁ、ごめんな、大丈夫?』
「あ、39.0」
『………ほんまにごめん、あー、やってもうたほんま最悪やぁ、』
「大丈夫、私も悪いよ?」
『違うこれは俺が悪い、いやぁ、ほんまにごめん』
「私も続きしたくなっちゃったから、私も悪いってば、大丈夫、39.0にしては元気だよ私」

なんか、反省しすぎて半泣きになってる正門くんを見たら、体はだるくて辛いんだけど、私が強くならなくちゃみたいな母性みたいな力が湧いてきて、さっきよりも少し楽になる
半泣きのまま私の体をずっと謝りながら拭いて、着替えさせてくれた

「謝りすぎだよ、大丈夫」
『だって、39.0にしたの俺やもん』
「わたしもだよ」
『俺が我慢したら良かった』
「ごめんね、熱出しちゃって」
『あやまったらだめ、全部俺のせいにして!』
「しないよ、看病してくれてありがとう、よしのりくん、」
『っっっ、もうねてください』
「うん、ごめんね、おやすみ」
『ごめんねはよけい、おやすみ、ちゃんと休んでな』

次の日も、それはそれは謝られて、付きっきりで看病してくれた。
もちろん2日後には、立場が逆転して、辛そうなよしくんを見て謝ることになるのだけど。
どうでしょう…!

結構長めになってしまったけど、どうでしょう…

プリ小説オーディオドラマ