第23話

リチャード×末澤誠也 (藤原丈一郎)🔞
14,294
2021/08/15 09:00
「はぁっ、じょう、じょー、」
『名前呼ぶなってっ、いってるやろっ、』
「っ、ごめっ、あ、まって」

俺はまだいってないのに、丈はいってすぐ抜いてしまった。

「おねがいっ、丈、最後までちゃんとして」
『うるさいねん、』
「おねがっ、せめていかせてやっ、」

丈は大橋と付き合ってて、大橋のことが大事で、俺はただ欲望のまま抱かれる性処理係。
それでも良いから丈との関係が欲しくて、こんな関係を続けてる。
俺は丈が好きだけど丈は俺を好きじゃない

『泣くなや、面倒臭い、』
「でもおれ、いってない」
『ほんまにそうゆうのやめや。本気にされても困んねんって』
「…、ごめん」
『じゃあ帰るから。』

〜リチャードside

今日はリハ。末澤の顔みたらすぐ分かった。
昨日は丈に抱かれたんだ。
俺は全部知ってる。末澤が丈のことを好きなこと。
丈と大橋が付き合っていること。
末澤が丈に抱かれていること。
そこには愛がないということ。

いつも抱かれた次の日はホンマにわかりやすくて、
幸せなのか不幸なのかわかんないみたいな顔をしてる末澤。
でも今日は違った。
明らかに不幸を前面に出した顔をしていて、なんかあったんだなとすぐに察する。

今日なにわ男子もいるリハやったから、休憩時間に丈を呼び出す。

『なに、』
[昨日したんやろ?]
『だから。なんやねん』
[なんで怒ってんねん、したんか聞いただけやん]
『今日大橋もおんねん、ここでする話ちゃうやろ』
[なんやねんお前]
『は?』
[そんなに大橋が大事ならなんで末澤抱くねん]
『っ、大事やから、無理やりできひんねん』
[ふざけんな、末澤の気持ち利用すんなや]
『初めにだけ言うたんは末澤や』
[それでも末澤の気持ち利用してるんは事実やろ]
『、』
[知ってんねやろ、末澤が丈のことすきなん]
『知ってるよ、お前が末澤を好きな事も知ってる』
[は、]
『だからこんなに詰め寄ってくんねやろ、』
[…そや]
『何?聞こえへん』
[せやからっ!もう抱くな!俺が大切にする!]
『は、』
[次末澤のこと抱いたら、大橋、知らんで]
『おまえっ!』

脅しみたいな、かっこ悪いことしてしまったけど、それだけ言ってその場を去る。
大橋を引き合いに出せば、丈はもう絶対末澤に手を出さない。
それが末澤にとって、いいことなんかは分からんけど、もう俺が大切にするって決めたから。

疲れた顔の末澤に声をかける

[なぁ今日暇なん?]
「え?」
[この後、家こん?]
「あぁ、」
[サシで宅飲みしよや]
「、うん、行くわ、」

俺が全部知ってることを知ってる末澤は、もう隠そうともしてないのか、素直に俺の誘いに乗る。
リハが終わって、家にむかう。

[どーぞ、]
「おじゃましまぁす、」
[何飲む?色々あるけど]
「ビールでええわ」
[ん、]
「さんきゅ」

まずは普通にテレビを見ながら、コンビニで買ってきたつまみを食べてのんびり話しながら過ごす。
そしてしばらくの沈黙

「なぁ、昨日な」
[あぁ、]

沈黙を破ったのは末澤で、ポツポツと昨日あった丈との出来事を話始める。
泣きそうになりながら話してる末澤を見てるのは心が痛かった。

[で、その後どうしたん]
「なえたから、なんも。」
[ふ〜ん、、なぁ、もうやめたら?]
「?」
[もう丈に抱かれるのやめ。]
「っ、でも、」
[わかるよ、好きなんは、けどもうやめや]
「……」
[っ、俺が抱いたるから]
「、は…」
[末澤、俺じゃあかんの?]

ソファに座ってた末澤の肩をポンっと押して倒す。
抵抗されたら、辞める。そうおもってたのに、末澤は抵抗しない。

[俺は、大切にする]

それだけ言って、深いキスをする
末澤はキスが下手だ。きっと丈との時、キスなんてしないんだろう。
苦しいという合図をされて、口を離すと息が上がっていて、涙目な末澤。

[すぐ忘れろって言わんから、今だけは俺だけのこと考えて。]
「、うん」

末澤の服をぬがせて自分も脱いで、お互い丸見えの状態になる。
指を入れてならそうと思ったら、もう昨日の行為でそこはゆるゆるで。
それでも、少しでも負担を和らげるために指を動かす。

「んっ、りちゃ、なにっ、それ、そんなとこっ、」
[知らんの?指でここ、ならされたことない?]
「ないっ、んっ、なんかっ、きもちっ、」

指で慣らされたこともないのは正直びっくりした。
ホンマに欲望のまんまやられてたんだと思うと、すごく心が痛いし、怒りが湧く。

[もうそろそろ、いれていい?]
「っ、うん、」
[痛かったら言ってな]
「…うん」

ゆっくり、入れていく、顔を隠す末澤の手を奪い取って、恋人繋ぎをして、顔をよく見る。
目から落ちる涙。

[痛い?]
「ちがっ、こんな、はじめてっ、」
[え?]
「そんな目で、見られたんもっ、っ手繋いだんも、入れても痛くないんも、はじめてやねんっ、」
[…]
「大事にされたんっ、はじめてやっ、」
[すえざわ、もう俺にしか抱かれんな]

こつんっと末澤の奥に届いた俺のもの

「んっ、」
[気持ちい?動くで]
「きもちっ、んっ、あっ、んっぁ」
[やばぃっ、すえざわっ、]
「せいやって、よんでっ、りちゃっ!」
[っ、…せいやっ、俺が大切にしたるっこれからずっとっ]
「んんっっあっ、いくっっりちゃっ、いっ、」

2人ともいってから、沈黙が続いた。
やっぱりその沈黙を破ったのは末澤で。

「全部、初めてやった、」
[…]
「りちゃ、おれ、」
[ええよ、すぐに全部っては、言わんから、]
「…うん」
[でももう、抱かれたらあかん。それだけは約束して]
「、わかった」

もう俺しか末澤は抱かない。
誰にも抱かせない。
そう決めた夜。
丈くん悪役〜
でもちゃっかり丈橋💙💚

もしはっすんにばれたら、、とか思うけど、丈くんそういうところすっごい上手そうだし
はっすんも鈍感で絶対気づかないんだろうなぁ笑笑

りちゃ末って尊いよね
でもさ、Aぇさんって、どのペアも尊いんだよねぇ、
正門×末澤もたまんないしなぁ🤦‍♀️

これはリクエストではなく、私が勝手にケータイのルーレットアプリで当たった人を書いてみました💕

それでリチャ末はもう運命?
でもとても効率の悪い作業だったのでルーレットアプリはもう消した笑

感想待ってますね😇






インスタライブとかしたら来てくれる〜??

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