無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

1,208
2021/02/25

第15話

プシューっと電車が着く音が鳴った










コツコツとヒールの音が響く







駅を出ると車が構えていた









しばらく家から離れていたので自分が御三家であることを感じた









本当に平和で平凡な3年間をすごしていたと改めて思う









車の中でそういえばお嬢様だったと空を眺めながら、のほほんとしていた











家に着いた










ヒールの音とともに心臓の音が高鳴っていくの感じながらドアの前に立つ










深呼吸をする







『ふぅー・・・』










『よし!』










がらっと勢いよく開けた











久しぶりの匂いに懐かしさが込み上げてくる









『ただいま帰りました!』








私を出迎えるために待ってくれていた両親が安心したようににっこりと笑った









「おかえり」







と言ってくれた










その後荷解きをして夕食をした








楽しい話をしながら幸せな時間をすごしていた









すると両親が顔を見合わせて頷き会い咳払いをした









「あなた」







深刻そうな顔をして私の名前をよんだ








『なに?急に改まって』








と、急に気恥ずかしくなった







「あなたの婚約者をそろそろ決めないといけないんだよ」










『え?』










私は驚いてフリーズしてしまった









『け、結婚だなんて私まだ18だよ!?』










と、前のめりになって言った






「あなた、私たちは御三家の五条家なんだ。
それ相当の男性とご婚約しなければならない」








その後私はどう返事して、部屋に戻り寝たのか分からない










ただただ、溢れてくる涙を抑えるように布団に体を沈めた










それ相当の男性ならきっと素敵に決まってる










喜べるはずなのになぜ涙が溢れるのか










そう考えていたらいつの間にか寝てしまっていた