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第1話

過去…
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2020/06/17 23:44
いつからだろう。









家族がホントの家族じゃないと感じ出したのは…




今も思ってる。辛い。誰にも相談出来ないんだ。
いや。しちゃいけない。




過去
バチンッ!
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
お母さん…ごめんなさい。
もう、失敗しないから。
お母さん
お母さん
ごめんなさいじゃないっ!
部屋から出てくんな!
バシッ!
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
イタッ。。。。
ウガッ。
がちゃん!←扉が閉まる音
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
はぁ。。。
謝っても無駄なんだ。
今謝っても、話しても許して貰えない。
( ゚∀ ゚)ハッ!
そうだ!手紙で謝ろう!
_φ(°-°=)
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
これを…扉の間に入れて。よしっと!







私は幼少期、謝っても許して貰えない。それが当たり前だった。

だから。時間を開けて手紙で謝る。それならお母さんの見たくない私の顔を見なくてもすむから。


怒ってる時は決まって。
お母さん
お母さん
お前の顔なんて見たくない。、
お母さん
お母さん
お前は私の子じゃない!
それがお決まりだった。
このセリフが出たら最後。
暴力と罵声のオンパレード。





いつしか私はすぐ謝ることをしなくなった。
すぐ謝っても許してもらえない。
謝っても口だけって思われてしまうから。


人の顔色を伺うのも当たり前になった。
でもそれが逆にお母さんを逆立てさせていたのかもしれない。
様子を伺いながら話す時は必ずと言っていいほど怒られる。

そして最後には閉じ込められる…
閉じ込められた後にやることはただ1つ。
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
はぁ。。。私は生きてていいのかな?
死にたいよ。(´;ω;`)
そうだ!ハサミで死ねないかな?
シュッ!
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
子供用のハサミだから切れないのかな?
はぁ。。。死にたい。
シュッシュッシュ。
子供だから切れるはずもない…
でもひたすらに腕に傷つけようとしてた。
これは、小学校に入る前の話だ。小学校に入ってからはもっと酷かった…
クラスメイト
あなたのばーか!
テストお前より高い〜ヽ(゚∀。)ノウェィwwww
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
負けた悔しい(ノシ `ᾥ´)ノシ バンバン
もういい(-ω-´ )ぷい
クラスメイト
お前お子ちゃまかよ笑笑
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
あ?
誰がお子ちゃまだって?
お前の方がお子ちゃまだろが!
ケンカした時…家に帰ると。

連絡帳を親に出す
先生が親に報告する交換ノート←マジでそんな感じだったね。うん( '-' )

そして怒られる。


酷い時は、包丁向けられる時もあった。

地下に閉じ込められる事も、2階の部屋から落とすぞって脅された時もあった。

家を追い出されたり。




いつしか自分を守るために過去のこの記憶を消してた。
そして自分の意見も友達と遊ぶことも。。。諦めた。

いや。諦めたわけじゃない。
















ただ、
















言ったら怒られる。脅される。叩かれる。
それが嫌だっただけ。



















それだけじゃない。

私と妹弟とで扱いが違う。。。





























妹
おかーさん!
明日友達と遊びたい!
お母さん
お母さん
そのこのお母さんがいいって言ったらね? 
連絡取ってみるね!!





なんで。?




私の時は。。。
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
お母さんっ!
友達と遊ばない?って誘われたんだけど言っていい?
お母さん
お母さん
誰が送り迎えすんの?
妹だって弟だっているのに。
幼少期の(なまえ)
幼少期のあなた
はい。
そーやって言われて。




特に弟が生まれてからは、友達と休日遊ぶことはなかった…




許可出た時もあった。けど。







結局帰ってから、文句言われて…怒られる。






















だから…全部誘われてもずっと断ってきた。

















ずっと…中学3年になるまでは。





















実話を元に書いてます。

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