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第4話

~あたしの恋の話~
98
2019/04/29 13:41
今回はね moreちゃんからのリクエストで !

あたしの恋バナをしたいと思います !

お父さんの転勤で 小二から山形にいって

高校で地元に戻ってきたんです … ! (祖父母宅へ居候して )








*







今の彼氏と出逢ったのは 高1の入学式でした 。


県外からきたから 知ってる人0の状態での華のJK生活スタートでした …


「 何部に入ろうかなー 」


なんて悩まずに すぐに野球部のマネージャーを希望しました 。


でも野球部に知ってる人もいないし …


仲良くなれるかな …


そんな不安でいっぱいな気持ちでスタートした 高校生活

仮入部で入った 野球部のマネージャー 。


みんな知らない人で(当たり前)


なんかみんな美人だし …


あたし場違い …?


なんて思ってビクビクしてました 😂

そんな時に話しかけてくれたのが あたしたちの代の主将さんだった人でした 。
( もう 主将さんって略しちゃいますね )

主「 君 、 野球部のマネージャー希望 ? 」
私 「 あ 、 はい ! そうです ! はじめまして 」
主「 おー 、そっかそっか 。 傷ついたらごめんね ? … 身長デカくない ? 」
私  「 よく言われますw 」

( 実はあたし 入学当初は175cmありました 。 いまは 178cm です 。 なぜ伸びた …? )

まぁそんなこんなでスタートしました 。

思っていたよりも先輩マネさんが優しくて … !


先輩マネさんと仲良くなって 可愛がられてたんですよ


それが気に食わなかったんでしょうね 。


同級生のマネさんに嫌がらせされるようになりまして …

最初はマネさんだけでの嫌がらせだったんですけど


あたしってクラスでいじられキャラだったんですよね …


それが引き金で クラスでも嫌がらせされるようになりました 。

それと同時に 野球部のマネージャーに正式に入部しました 。
元々 フレンドリーな性格だったから 野球部員に仲良い人はすぐ出来ました 。

一番最初に LINEを交換してくれた主将さん 。


あたしのことを心配してくれる 副主将さん 。( 後のあたしの彼氏 )
その他 諸々 沢山の先輩方に気を使ってもらって 。

'' 人は一人じゃ生きていけない ''

ってこういうことだなって思いました 。
そんな状況であたしは自惚れてたんですよね 。


また 更に嫌がらせはエスカレートしていきました 。




最初はものを隠されたりするだけだったものが


日に日に いじめ的なものに変わっていき 、


遂にはクラスで浮いてしまい ぼっちになってしまいました …

小学校の頃 こういう経験をしてきたので 慣れていたんですよ 。


なので無視し続けていました 。


そうしたら やり方を変えてきて …

あたしそこまで精神的に強い方でもないので すぐ病んじゃったんですよね 。


部活に行くだけの為に 学校に来てるみたいな 。


まだ 部員がいたからよかったけど 。


でも 最終的には鬱っぽい感じになっちゃったんですよ …

何度も自殺しようとしました 。


屋上のフェンスの前に立ってみたり 、 線路に立ってみたり 。

でもその度に 思い浮かぶのは 野球部員でした 。


あたしには大切な仲間がいる 。 まだ死ねない 。

そう思っていました 。

ですが 、 最終的にはあたしの体に限界が来てしまって


部活にも行かなくなってしまいました 。

学校には行くけど


ぼっち飯 。


水をかけられる 。

そんな ドラマでしか無さそうなものばかりされてきました 。


あたしも実際驚いてたんですよ 。 何かの撮影 ? って🤣🤣

でも それは現実だって 思い知らされるんですよね 。 受け入れたくないのに 。

そしたら 部活のない日に主将さんが あたしの家に来て


「 大丈夫か ? 俺じゃ頼りないけど 。でも 助けたいんだ 。」

そう言ってくれたんです 。


その言葉が嬉しかったけど 泣いてる顔を見られるのも嫌だし 。


それに 泣きたいのに涙が出てこなかったんですよ …

結局 主将さんには


「 大丈夫 。 あたしは元気だから 心配しないで 。
もうちょっとしたら ちゃんと部活に行くから 。余計なことは心配しないでね 。 」

そう言って 言葉で 主将さんを突き放してしまったんですよ 。


簡単に言えば 自分で壁を作ってしまった そういう感じですね 。



次の日 学校に行くと 副主将さんが声をかけてくれて 。

「 いつでもいい 。授業中でも 練習中でも 何かあったら呼んでくれ 。
すぐに飛んでいくから 。 あまり無理すんなよ 。 」
そう言ってくれたんです 。


でもその時のあたしには ただ 偽善者ぶってるようにしか聞こえなくて 。


「 ありがとう 」


ただ一言残して 教室に戻りました 。

授業中だっていうのに 嫌がらせは続いて 。


ホンットにうざったい 。


なんなの ?

そう思っていたら それが顔に出てしまっていて


放課後 呼び出されました 。

「」→いじめっ子

『』→あたし

だと思ってください(--;)


「 ねえ 今日さぁ ? 授業中 不機嫌だったよね ? 」

『 いや 別に … 』

「 は ? 自分のことなのにわかんないわけ ? 」

『 えっとぉ … 』
「 早く答えて 。 」

「 まぁ いいやん 。
言いたいことは他にもあるし 。 私から一個いいかな ? 」 ( いじめっ子は複数人います🤣 )

「 あのさぁ (副主将さん)に近づくのやめてくれない ?
あんたみたいなブス 釣り合わない 。それに 努力だってしてないのに可愛がられて腹立つ 。」

「 いや それな ? ( 副主将さん )イケメンでモテてるの知ってるでしょ ? 」

『 … 性格ブスも釣り合わないよ 。 』

「ウチらに反抗するとかクソわろWWWW 」

「 お前 授業中 俺のこと見すぎな ?WWWW 」
『 いや 見てない 、です 。』
「 は ?嘘つくんじゃねえよ 」( 胸ぐらをつかまれる )

『 女子に メンチ切ってる方が ダサいし 弱いですよ 』

「 反抗してんじゃねえよ 」( 殴られた♡ )

『 …っった 。 女子のこと普通殴らないでしょ … 笑 』

「 女なの? 人間じゃないと思ってたァ ♡ 」

『 …っ 』


「 ねえちょっと 。何黙ってんの ? 」 ( お水をかけられちゃった ♡ )
『 冷たっ … 』


これはやばいと思ってスマホを取り出したんですよ 。


練習開始30分前で まだ時間があったので


ダメ元で 副主将さんに通話をかけてみたんです 。

出なかったんですよ 。


やっぱりか …


と思っていたら スマホを取られて 。


「 助け呼ぼうとしてんの ? 大丈夫 。 お前に味方なんていねぇから WWWW 」


そう言ってあたしのスマホを投げ捨てて …


もう何もかもが 嫌になって


もう死ぬ気で 歯食いしばって


『 どうぞ 好きにしてくれ 。 めんどくさい 』
そう言いました 。


ドカドカ ボコボコ 殴られて 。


でも 不思議と痛みを感じなくて 涙も出なかった 。


怖いとも思わなくて 。


あたしはただただ


( 野球部のみんな ごめんね … )

それだけを考えていました 。

あぁ あたし死ぬんだなって 。


こんなくだらないことで 死ぬんだなって 。


そう思っていたんですよ 。


そしたら



















【 おい ! 何してんだよ !!! 】


息を切らして 主将さんと副主将さんが駆けつけてきました 。


最初はあたしも自分の目を疑いましたよ 。


三途の川渡る前に大切な人に会えってこと ? そう思ってました 。




「 は? お前らこそなにしてんだよWWWW 」


「 練習サボりですかー ? 」


【 何してたか言えつってんだよ 】

「 えー ?たのしいことでぇす !! 」


「 こいつが死ぬまでやろうと思ってましたァ ♡ 」

そう言って またあたしのことを一発蹴りました 。


でも 痛くもなんともなかった 。

その時 主将さんが


【 あのさぁ 、 録音しちゃった 。】

そう言って スマホを取り出しました 。
【 学校側にばら撒くのと 、 教育委員会にばら撒くの どっちがいい ? 】

と言って 主将さんは悪い笑みを浮かべました 。


それを見た いじめっ子達は 顔が青くなり すぐに逃げていきました 。

それを見送ったあと 副主将さんがあたしにシャカシャカ( 練習着的な ) を肩にかけてくれて …

そのあとに


【 すぐに 来てやれなくてごめん 。 守ってやるって言ったのに … 】

そう言って 泣いてしまったんですよ …( 萌え )

そうしたら 主将さんがあたしの前にかがんで


【 ごめんな 。 昨日家に行って あんなこと言ったのに 。痛かったろ 】


そう言ってあたしの体にできた傷を ずっと摩っていました 。


その時 あたしは初めて気づきました 。


いま 自分の体がどうなっているかに …




もう悲惨な状態でしたよ 、


全身血まみれ ビシャビシャに濡れてて 傷口に沁みるし …


【 泣いていいんだぞ 。俺らと一緒に泣こう 。溜まってたもん全部吐き出せ 。 】


そう言って 主将さんがあたしの背中を摩り


副主将さんが ハンカチを貸してくれました 。( 女子力高いな )



夏の 夕日に照らされて セミと共に なきました 。


夕日が反射して あたしたちの 涙がキラキラ 光っていました 。



































続く 。

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