今回はね moreちゃんからのリクエストで !
あたしの恋バナをしたいと思います !
お父さんの転勤で 小二から山形にいって
高校で地元に戻ってきたんです … ! (祖父母宅へ居候して )
*
今の彼氏と出逢ったのは 高1の入学式でした 。
県外からきたから 知ってる人0の状態での華のJK生活スタートでした …
「 何部に入ろうかなー 」
なんて悩まずに すぐに野球部のマネージャーを希望しました 。
でも野球部に知ってる人もいないし …
仲良くなれるかな …
そんな不安でいっぱいな気持ちでスタートした 高校生活
仮入部で入った 野球部のマネージャー 。
みんな知らない人で(当たり前)
なんかみんな美人だし …
あたし場違い …?
なんて思ってビクビクしてました 😂
そんな時に話しかけてくれたのが あたしたちの代の主将さんだった人でした 。
( もう 主将さんって略しちゃいますね )
主「 君 、 野球部のマネージャー希望 ? 」
私 「 あ 、 はい ! そうです ! はじめまして 」
主「 おー 、そっかそっか 。 傷ついたらごめんね ? … 身長デカくない ? 」
私 「 よく言われますw 」
( 実はあたし 入学当初は175cmありました 。 いまは 178cm です 。 なぜ伸びた …? )
まぁそんなこんなでスタートしました 。
思っていたよりも先輩マネさんが優しくて … !
先輩マネさんと仲良くなって 可愛がられてたんですよ
それが気に食わなかったんでしょうね 。
同級生のマネさんに嫌がらせされるようになりまして …
最初はマネさんだけでの嫌がらせだったんですけど
あたしってクラスでいじられキャラだったんですよね …
それが引き金で クラスでも嫌がらせされるようになりました 。
それと同時に 野球部のマネージャーに正式に入部しました 。
元々 フレンドリーな性格だったから 野球部員に仲良い人はすぐ出来ました 。
一番最初に LINEを交換してくれた主将さん 。
あたしのことを心配してくれる 副主将さん 。( 後のあたしの彼氏 )
その他 諸々 沢山の先輩方に気を使ってもらって 。
'' 人は一人じゃ生きていけない ''
ってこういうことだなって思いました 。
そんな状況であたしは自惚れてたんですよね 。
また 更に嫌がらせはエスカレートしていきました 。
最初はものを隠されたりするだけだったものが
日に日に いじめ的なものに変わっていき 、
遂にはクラスで浮いてしまい ぼっちになってしまいました …
小学校の頃 こういう経験をしてきたので 慣れていたんですよ 。
なので無視し続けていました 。
そうしたら やり方を変えてきて …
あたしそこまで精神的に強い方でもないので すぐ病んじゃったんですよね 。
部活に行くだけの為に 学校に来てるみたいな 。
まだ 部員がいたからよかったけど 。
でも 最終的には鬱っぽい感じになっちゃったんですよ …
何度も自殺しようとしました 。
屋上のフェンスの前に立ってみたり 、 線路に立ってみたり 。
でもその度に 思い浮かぶのは 野球部員でした 。
あたしには大切な仲間がいる 。 まだ死ねない 。
そう思っていました 。
ですが 、 最終的にはあたしの体に限界が来てしまって
部活にも行かなくなってしまいました 。
学校には行くけど
ぼっち飯 。
水をかけられる 。
そんな ドラマでしか無さそうなものばかりされてきました 。
あたしも実際驚いてたんですよ 。 何かの撮影 ? って🤣🤣
でも それは現実だって 思い知らされるんですよね 。 受け入れたくないのに 。
そしたら 部活のない日に主将さんが あたしの家に来て
「 大丈夫か ? 俺じゃ頼りないけど 。でも 助けたいんだ 。」
そう言ってくれたんです 。
その言葉が嬉しかったけど 泣いてる顔を見られるのも嫌だし 。
それに 泣きたいのに涙が出てこなかったんですよ …
結局 主将さんには
「 大丈夫 。 あたしは元気だから 心配しないで 。
もうちょっとしたら ちゃんと部活に行くから 。余計なことは心配しないでね 。 」
そう言って 言葉で 主将さんを突き放してしまったんですよ 。
簡単に言えば 自分で壁を作ってしまった そういう感じですね 。
次の日 学校に行くと 副主将さんが声をかけてくれて 。
「 いつでもいい 。授業中でも 練習中でも 何かあったら呼んでくれ 。
すぐに飛んでいくから 。 あまり無理すんなよ 。 」
そう言ってくれたんです 。
でもその時のあたしには ただ 偽善者ぶってるようにしか聞こえなくて 。
「 ありがとう 」
ただ一言残して 教室に戻りました 。
授業中だっていうのに 嫌がらせは続いて 。
ホンットにうざったい 。
なんなの ?
そう思っていたら それが顔に出てしまっていて
放課後 呼び出されました 。
「」→いじめっ子
『』→あたし
だと思ってください(--;)
「 ねえ 今日さぁ ? 授業中 不機嫌だったよね ? 」
『 いや 別に … 』
「 は ? 自分のことなのにわかんないわけ ? 」
『 えっとぉ … 』
「 早く答えて 。 」
「 まぁ いいやん 。
言いたいことは他にもあるし 。 私から一個いいかな ? 」 ( いじめっ子は複数人います🤣 )
「 あのさぁ (副主将さん)に近づくのやめてくれない ?
あんたみたいなブス 釣り合わない 。それに 努力だってしてないのに可愛がられて腹立つ 。」
「 いや それな ? ( 副主将さん )イケメンでモテてるの知ってるでしょ ? 」
『 … 性格ブスも釣り合わないよ 。 』
「ウチらに反抗するとかクソわろWWWW 」
「 お前 授業中 俺のこと見すぎな ?WWWW 」
『 いや 見てない 、です 。』
「 は ?嘘つくんじゃねえよ 」( 胸ぐらをつかまれる )
『 女子に メンチ切ってる方が ダサいし 弱いですよ 』
「 反抗してんじゃねえよ 」( 殴られた♡ )
『 …っった 。 女子のこと普通殴らないでしょ … 笑 』
「 女なの? 人間じゃないと思ってたァ ♡ 」
『 …っ 』
「 ねえちょっと 。何黙ってんの ? 」 ( お水をかけられちゃった ♡ )
『 冷たっ … 』
これはやばいと思ってスマホを取り出したんですよ 。
練習開始30分前で まだ時間があったので
ダメ元で 副主将さんに通話をかけてみたんです 。
出なかったんですよ 。
やっぱりか …
と思っていたら スマホを取られて 。
「 助け呼ぼうとしてんの ? 大丈夫 。 お前に味方なんていねぇから WWWW 」
そう言ってあたしのスマホを投げ捨てて …
もう何もかもが 嫌になって
もう死ぬ気で 歯食いしばって
『 どうぞ 好きにしてくれ 。 めんどくさい 』
そう言いました 。
ドカドカ ボコボコ 殴られて 。
でも 不思議と痛みを感じなくて 涙も出なかった 。
怖いとも思わなくて 。
あたしはただただ
( 野球部のみんな ごめんね … )
それだけを考えていました 。
あぁ あたし死ぬんだなって 。
こんなくだらないことで 死ぬんだなって 。
そう思っていたんですよ 。
そしたら
【 おい ! 何してんだよ !!! 】
息を切らして 主将さんと副主将さんが駆けつけてきました 。
最初はあたしも自分の目を疑いましたよ 。
三途の川渡る前に大切な人に会えってこと ? そう思ってました 。
「 は? お前らこそなにしてんだよWWWW 」
「 練習サボりですかー ? 」
【 何してたか言えつってんだよ 】
「 えー ?たのしいことでぇす !! 」
「 こいつが死ぬまでやろうと思ってましたァ ♡ 」
そう言って またあたしのことを一発蹴りました 。
でも 痛くもなんともなかった 。
その時 主将さんが
【 あのさぁ 、 録音しちゃった 。】
そう言って スマホを取り出しました 。
【 学校側にばら撒くのと 、 教育委員会にばら撒くの どっちがいい ? 】
と言って 主将さんは悪い笑みを浮かべました 。
それを見た いじめっ子達は 顔が青くなり すぐに逃げていきました 。
それを見送ったあと 副主将さんがあたしにシャカシャカ( 練習着的な ) を肩にかけてくれて …
そのあとに
【 すぐに 来てやれなくてごめん 。 守ってやるって言ったのに … 】
そう言って 泣いてしまったんですよ …( 萌え )
そうしたら 主将さんがあたしの前にかがんで
【 ごめんな 。 昨日家に行って あんなこと言ったのに 。痛かったろ 】
そう言ってあたしの体にできた傷を ずっと摩っていました 。
その時 あたしは初めて気づきました 。
いま 自分の体がどうなっているかに …
もう悲惨な状態でしたよ 、
全身血まみれ ビシャビシャに濡れてて 傷口に沁みるし …
【 泣いていいんだぞ 。俺らと一緒に泣こう 。溜まってたもん全部吐き出せ 。 】
そう言って 主将さんがあたしの背中を摩り
副主将さんが ハンカチを貸してくれました 。( 女子力高いな )
夏の 夕日に照らされて セミと共に なきました 。
夕日が反射して あたしたちの 涙がキラキラ 光っていました 。
続く 。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。