第6話

縁下力
2,506
2020/05/02 13:52
2時間目が終わり10分休憩


「うう…」

私が教室でうずくまってると

『おい。これやるよ!』


前を見ると縁下がいる
そして私にカイロと手紙を渡してくれた

「え、」

『あなたが無理してることぐらい…俺分かってんぞ!頼ってもいいんだぞ…』

「ありがとう!手紙…?読も〜と」

『やめてくれ恥ずかしい!俺のいないとこで読んでよね!?』

「わかったよお〜、笑」

『てゆかあなた!今日体育あるけど行けるのか…?』

「んー、微妙…行けたら出るつもりだよ」

『今日はやめとけよ、だってバスケだろ?無理だよ…見学すんなら俺だけを見とけよな…』

「珍しくカッコイイことゆうじゃん!見とくよ…ちゃんと力だけを!」

『照れんだろ…笑 ちゃんとカッコイイとこ見せて早くあなたの笑顔見たいからな…!』

もう力の照れ具合に口角が緩んでしまう…

手紙の内容は




【今日で3ヶ月…覚えてたか?俺はちゃんと覚えてるぞ。あなたの体調が良くなり次第早く遊びに行くぞ!だいすき】





3ヶ月…わすれてるわけないでしょ、だいすき

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