俺は慌てて彼女から離れた
彼女からは涙がこぼれていた
そんな悲しそうな顔...もうこんなの答えでてる
わかってた...はずなのに
俺は彼女の涙を拭おうとした
バシッ!!!!!
その時、誰かにすごい勢いで腕を掴まれた
俺はなにも答えられなかった
俺にそう言い残し、あなたちゃんの手を引いて足早に去っていった
シゲのゆう通りだ
なにも言えなかった
...なにも守れなかった
俺は心からそう思った
ーーーーーーーーーー
彼女を見てると、すぐに手越の暴走だとわかった
だから、あえて俺はこの子に何も聞かない
聞かなくてもわかる...気がするから
俺は彼女の頬に指を当て、笑顔を作った
言い切る前に、唇同士が触れていた
私は、その言葉に涙が溢れ出た
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★お久しぶりの更新になりました
つ、ついに...(*ノдノ)テレッ
書いてて恥ずかしい限りです
こんなこと言われてみたかった...w
いつも読んで下さる方々...ありがとうございます
本当に感謝しかないです。ここまで、これたのも驚きです
嬉しい限りです
最近はコメントなどもいただけて、感動してます(T^T)
まだ、続く予定なので続きもお楽しみください(*・ω・)*_ _)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。