第4話

ひぇ…っ
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2019/10/01 14:06
私「ひぇ…っ」

なんて情けない声が出る.

潤「…どこ行くの…?」

はわ、、
寝起きの顔で首を傾げる潤くんは破壊力抜群で、
今にも爆散しそうな心を必死に押さえつける.

いやいやいや、どこ行くのって、

そもそもここはどこなの?!!

引きつっている口角を上げ答える.

私「え、えっと、そのー、トイレに…」

潤「さっきいってた」

うっそだろ数十分前の私!!!!!

私「えーっと、、」

ああぁ、めっちゃ見てる…めっちゃ見てる、、

私「あ、寒いので、掛け布団とりに、!」

無理やり出した答えに不満を感じたらしい.

潤くんはため息をつきながら立ち上がった.

潤「はー、俺取ってくるから、寝てていーよ、」

私「あ、ありがとうございます、」

潤くんが部屋から出ていったのを確認し
スマホを探した.

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