第2話

プロローグ
596
2022/03/06 02:34
御剣怜侍
御剣怜侍
……キミ、大丈夫か?
あなた
……? えぇ、と、?
少し前に、
私は身寄りのないところを御剣さんに拾われた。
そして、今は御剣さんの家に居候という形で……住まわせてもらっている。

いわば、彼は___この命の恩人だ。


だから……

……恩を返すため、助手として御剣さんの仕事を手伝わせて頂いているのだが。
御剣怜侍
御剣怜侍
………まえ、…起きたまえ、あなたの名字くん
あなた
っは、い!?
御剣さんの声に飛び起きる。

飛び起きた視線の先には、腕を組んで険しい顔をしている御剣さんがいた。
何かやらかしてしまったか、そう思い考えるも身に覚えがない。
あなた
何をそんなに眉間にヒビ作って考えてるんですか??
御剣怜侍
御剣怜侍
ム、
御剣怜侍
御剣怜侍
……少し黙っていてもらおうか。
うわあ……更に表情が険しくなった。
あなた
いやーだって、御剣さんってホラ。
その………
御剣怜侍
御剣怜侍
その………なんだ?
あなた
普段から険しい顔してるのに、なんかいつもより険しかったので余程ロクでもないことが___
御剣怜侍
御剣怜侍
黙っていたまえ
あなた
はい………
……アレ、というか御剣さんもうスーツに着替えて…
あれれ?? ということは???
御剣怜侍
御剣怜侍
…ではあなたの名字くん、私はこれにて失礼す___
あなた
ままままままままま待ってください置いてかないでください私も手伝いますから!!!!!!!!!
取り急ぎ支度をしまして、
私は御剣さんの後を追った。

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