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小説
恋愛
川西家は今日も幸せいっぱいです!
🦢 166
賢二郎 side
一華(かずは)、安心する?
んん…すぅ…すぅ…
落ち着いた…かな?
うぅ…ふぇっ、ふぇっ…
ごめんね、まだだったね
一華(かずは)あれからずっとおっぱいを吸ってて、やめようとすればすぐに泣かれてしまう。
今は妊娠中で母乳は出ないんだけど、やっぱり吸ってるだけで安心するんだろうな。
ママ、部屋入ってもいい?
いいよ、どうしたの?
具合大丈夫?
うん、俺は大丈夫だよもうちょいおっぱいしたら行くね
パパちょっと待ってよ!!
え、太一?
俺もうじっとしてらんない!頭も痛くないし、熱もないから!
はい落ち着いて、もうちょいで寝そうなんだから
2人もやることやって寝なさいよ
はーい!宿題の残りやって寝るね!
俺もそうする!おやすみ!
はいおやすみ
おやすみ〜
太一は風邪を引きやすいけど、その分回復も早く一日寝てれば回復するらしい。
もうケロッとして俺の心配をしている。
すぅ…すぅ…
やっと寝たか?
うん、寝たねぐっすり寝てくれて良かった
完璧な赤ちゃん返りだな
うん、もうおっぱい離さないもん
抱っこ代わるよお前大変だろ
ごめん、お願いちょっとトイレ行ってくる
はいよ、なんかあったら呼べよ
うぅ…ぐすっ、ぐすっ…
やべ、今のうちに行ってくる
寝たと思ったけど、やっぱまだだったな。
もっと泣いちゃう前に、俺は急いでトイレに向かった。