そういうと猗窩座と杏寿郎は互いに飛び出す

ドオンｯｯ

杏寿郎の攻撃をかわした猗窩座は空中で武の道について語る

素早い猗窩座の攻撃を杏寿郎は肆の型で受け止める


このまま距離を取って戦われると頸を斬れないと判断した杏寿郎はグンッと猗窩座に近づいた

.

背後で杏寿郎に守られていた炭治郎が這いつくばりながら動き出した

場違いなこと言っていい？アカザ構ってちゃんなのかな？


「煩いｯ俺今アイツの攻撃必死に防いでるんだから、静かに応援してろｯ」


ｳ､ウスッ 頑張れーｯ


「静かにつっただろ！」


静かに応援ってなんだよ！？

ドォンｯｯ


2人の技がぶつかり合い、耳を劈くような音が辺りに響く


その衝撃で土埃が舞う


次第にその土埃も晴れてくる


見えたものは……

左目は潰れ、右側の腹部を負傷した杏寿郎だった