第5話

右頬の痛み
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2019/11/19 08:42
あなた

私ね!鬼殺隊に入るんだ!

お母さん
・・・っは!?
あなた

だから、チャンバラで練習して、強くn



パチン!!!!!




一瞬、何が起こったのか分からなかった・・・



ただ・・・

ただ、お母さんの怒った顔と、ヒリヒリとした右側の頬の感覚だけが怖かった
あなた

お・・・かあ・・・さん・・・?

お母さん
やめなさい!あんな所!
あなた

・・・



この前のケンカの時のように、すぐに家を走って出た。




新聞紙を片手に、全力で。





もうお母さんは分かってくれない・・・


お母さんじゃダメだ・・・!













お母さんside




私だってあなたには、お父さんと同じ場で活躍して欲しいと思ってるよ・・・

でも・・・もしもお父さんみたいになったら・・・!


あなたには死んで欲しくないの・・・ごめんなさい・・・









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町の友達なら分かってくれるはず!
あなた

おーい!

目の涙をこすり取り、大声で叫んだ
友達
友達
あれ、あなただ
あなた

チャンバラで勝負だ!

友達
友達
いいぜ!


ちょうどその頃、町でもチャンバラごっこが流行っていたため、みんなも賛成してくれた





5分後↓↓↓

あなた

っ!

女の子
女の子
弱っw
友達
友達
動きが鈍いんだよw
あなた

みんな・・・強い・・・



みんなに叩かれて、頭は痛いし砂だらけになっていた
友達
友達
お前に刀は向いてねぇ
あなた

!そんな事ないもん!
鬼殺隊に入るもん!

女の子
女の子
鬼殺隊?
あなた

鬼を倒すんだよ!

友達
友達
プッwお前なんかに鬼は倒せねぇって!
女の子
女の子
私達から一本も取れなかったくせに、鬼とか言わないでよw
あなた

・・・っ!



みんなの言う通りだ、と思った


確かに自分は弱い。

でも、とても悔しい



そんな気持ちが芽生えた

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