田中「ダメって言ってやめたことないだろ」
田中「可愛い顔してこっち見ないでくださーい」
それから親子の会話が始まった
完全に守りに入ってる秀一
やっぱりトラウマ残ってんじゃん
中学の頃、秀一の家に行った時に秀一がボロボロになっていた
その時事情を聞いた
秀一父「親を殴ったことないから殴れねぇか…だったら殴れよほら、ほらほら」
秀一は殴れない
後ろに下がる
秀一父「殴れねぇかじゃあお先に!」
バン!
それからドンドン殴っていく
秀一はよろけて座ってしまった
田中「後ろ!」
隙を狙って殴った秀一のお父さん
それからバンバン殴っていく
そして、秀一はダウンしてしまった
秀一の顔にペッと唾を吐いたお父さん
秀一父「は?」
秀一父「は?これは俺の勝ちだろ!」
第2ラウンドが始まった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。