紫耀「あ!岸くん!廉は?」
優太「廉のこと大好きかよ笑あいつならもう帰ると思うけど、?」
紫耀「一緒に帰ろうと思ったのに、」
優太「いや、俺で我慢しろよ笑」
紫耀「やだ。」
優太「えぇ、」
紫耀「てかこれから雨降るらしいよ」
優太「まじ?!折りたたみは?」
紫耀「ある。」
優太「天才平野」
勇太「さくら〜帰る?」
「帰るよ、勇太は?」
勇太「帰る。傘持ってんの?」
「一応ね」
勇太「ならよかった」
「どうせ持ってなくても貸してくれなかったくせに!」
勇太「そこまで酷くねーわ、なー、一緒に」
「あ、」
「勇太、先帰ってて」
勇太「は、え?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!