家に帰って、ベッドにダイブする。
まじで、かわいい、
あんな可愛い子今まで出会ったことがない
もう、彼女とは運命の出会いだと思うことにした
短めが好きなんですとか可愛すぎか!
でも、俺以外にもハイスペックな男、周りにたくさんいるんだろうな
ああー!!連絡先聞くの忘れたー!
何してんねん俺まじで、
かわいくて、小柄で、でも芯が通ってて、素敵な女性だった
彼女の匂いが頭から離れなくて頭がクラクラする
プルルルルと電話が振動する
廉「はい、永瀬です」
紫耀「廉!!お前何、あなたちゃんお持ち帰りしてんの?!」
廉「は?」
紫耀「は、じゃねーよ!居酒屋の店主から、廉たちが抜け出したのみたって、あれは絶対夜の街に消えてったって」
いやいや、居酒屋の店主、何言ってくれてんねん
廉「んなわけないやろ、遅い時間だったし、お前らすげー酔っ払ってたから、車で送ってあげただけやし」
紫耀「やましいことは?」
廉「何もないわ!」
キスしたなんて紫耀には言えない
紫耀「手、出してない?」
廉「だ、出すわけないやろ」
紫耀「廉ならしそうだし」
廉「どんなキャラやねん」
紫耀「プレイボーイキャラ」
廉「失礼やろ!」
紫耀「まあ、もう疲れてるだろうしゆっくり寝ろよ」
廉「おう」
そのまま俺は眠りについた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!