第3話

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2019/09/30 12:02
「もっとちゃんと、見ててよ」









































彼女の声と
















時計の針の音だけが







俺の体に響く




















「もっとちゃんと、」






















「ごめん」












俺は、こう言うことしか











できなかった

















ギターを持って


















彼女がいる






家を出た。













でも、俺がこの部屋を出たかったのは




































俺と一緒にいたくなかったからだ

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