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第10話

nine k.n
607
2020/03/15 03:27









k.n side










今日は俺の誕生日。







でも親はいないしすることないし暇。







そうだ。あなたちゃん今日空いてるかな?







そう思いメッセージを送信すると空いてます、って







やば、俺超幸せ。







そんであなたちゃんからプレゼントが欲しいって訳じゃないけど







知ってて欲しいなと思って準備始めたぐらいのときかなと思い







今日、俺誕生日なんだよーってまたメッセージを送った。







送ったあともう準備はしたし特にすることも無いから







もう待ち合わせ場所に向かった。







着いた時刻は9時。







さすがに早く着きすぎたかな、笑







時間を潰すため駅前のカフェに入り、ココアを頼む。







俺、甘党なんだよね。笑







なんだかんだでもう9時45分。







そろそろいるかなぁ。







お会計を済ませ、外に出ると駅のシンボル、噴水の前で







スマホを見つめるあなたちゃんの姿が。







髪の毛もふわふわに巻いてあって、服も女の子らしい可愛い服。







あとここからでも分かる、周りの男。全員あなたちゃんのこと狙ってる。







早く行かなきゃ、って思ったけどちょっと驚かせたくて







あなたちゃんの姿を撮って送った。







そうするとビクッと震えてキョロキョロと周りを見渡す。







そして俺をみつけ、ふわっと安心した表情を見せる。







かんわいいんだ。







でもなんか人に囲まれちゃって思うようにあなたちゃんのところまで行けない。







そしてようやく着いて少し話したら







あなたちゃんの口から







「先輩、カッコイイから。」







はじめてかっこいい、そう言われた。







そしてもっかい言って。という俺の要望に答えてくれて







その可愛さとぺたんこのスニーカー無意識に上目遣いになってて







さすがの俺でも照れたよね。←







そしたら周りがガヤガヤ騒ぎだして







『写真撮ってください!』



『私も!!』



『私も撮りたい!!』





『あ…えっと……』










ちょっとチラチラ見られるくらいなら








何回かあったんだけどこんなこと初めてでさすがの俺でも戸惑った。







そんなときあなたちゃんが、










「彼は私のなんで辞めていただけませんか……」










なーんて私の!だって彼は私の!!←








そして先輩ってちょっと言いかけたけど








健人って言ってくれてもう俺なにも考えられなくなっちゃって








あなたちゃんに腕掴まれてどっかに連れてかれてたわけ!!←










「もう…大丈夫かな……?」










はぁはぁと荒い息遣いでなんとか落ち着かせようと







膝に手を置いて立ち止まるあなたちゃん。








そして頬に汗でくっついた髪の毛。








全部全部エロい。←










『あなたちゃんごめんね。大丈夫?』



「だいじょぶっ…_です_」










語尾に行くにつれてだんだん声が小さくなってたけど本当大丈夫?笑










「こっちこそ…ごめんなさい……急に引っ張ったりして」



『全然大丈夫だよ。あなたちゃん人混み苦手だもんね。
俺ももうちょっと場所考えればよかったね。』



「なんで知ってるんですか……?!」



『俺があなたちゃんのことで知らないことなんてないの。笑』



「そ、ですか……」










まだ息は整ってないけど少し落ち着いてきたみたい。










『今日、俺が可愛くしてきてって言ったから
髪の毛も巻いて可愛い服着てきてくれたの?』



「はい…メイクもちょっと変えました」



『ふふっ。笑 俺のために頑張ってくれたんだ。ありがとう。可愛い。』










あなたちゃんの腕をひき抱きしめた。







そして今気づいたことがある。




















あなたちゃんの胸が意外と大きいこと。←










『あなたちゃん、今日ノープランなんだけどどっか行きたいとこある?笑』



「先輩がノープランなんて珍しいですね。」



『ねぇ、その呼び方。健人にしてよさっきみたいに。』



「無理です。絶対無理。」



『呼ばないと俺帰るよ。』



「っ…中島……さん…」



『えー!!それはもっとダメ!先輩より距離離れた感めっちゃある!』



「じゃあ無理です!!中島先輩_しか無理です…恥ずかしい……_」



『…照れちゃうの?恥ずかしい?』



「_恥ずかしいです…_」



『あなた。』



「へっ?!?!/////」



『あなたちゃんどこ行く?映画でも見る?今なんかいいのやってるかな?』










なんて俺が話しかけてもどうですかね…?とか







声がちっちゃくて体調悪いのかなとか思ってチラッとみると







耳まで真っ赤にしたあなたちゃんの姿が。







音がならないように気づかれないように







そーっと茹でダコみたいに真っ赤になったあなたちゃんを







俺の写真フォルダーに新入りとしていれた。







これからもたっくさんあなたちゃんの大切なワンシーン収めとかなきゃ。








そう思った中島であった。←










「……?先輩今写真撮りました?」



『撮ってないよ?♡』



「そうですか…。空耳かな??」










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