あなたside
あなた「うち、1組の方から見てくから、8組の方から見てきて。あったら、LINE頂戴。」
ちなみに、8組まであるよ☆
斗輝「おけ」
さぁ、見てくるかー
そういや、紅夏達何組だろ。
後で、聞くか。
一組は
・
・
・
あなた「無い……」
2組は
・
・
・
あなた「無い…」
だんだん、斗輝と一緒になる確率高くなるじゃん!?
やだぁぁぁぁ………
あなた「はぁ……」
3組は
・
・
・
あなた「無いのぉ!?ねぇ!(小声)」
もう。やだァァァ
まだ、紅夏達の名前も見っけてないし?
ピコン
ん?
斗輝からか?
あなた「斗輝ー!」
斗輝「ここ」
あなた「あっ!いた!」
どうか!斗輝と同じでありませんように!
あなた「ねぇ、斗輝と同じなの?」
斗輝「ん?自分で見れば?」
あなた「えっ。ケチ。」
斗輝「ケチですみませんねー」
えー。どれどれ。
あなた「えっ。一緒じゃん……」
斗輝「そうなんだよなー。出席番号も前後だし?」
やだぁぁぁぁぁぁ!
神様のいじわるぅぅ!!!
あなた「紅夏達は!?」
お願い!紅夏達も一緒でありますように!!
斗輝「ちゃんと見た?」
あなた「えっ?」
斗輝「一緒だよ。」
あなた「えっ?ほんと??」
やったぁあ!
斗輝と一緒なのに、紅夏達とも離れたらマジで神様恨むよね。
うん。
斗輝「おい。昌太達のところ行くぞ」
あなた「おけー」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。