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第1話

1

ただの幼馴染で、恋愛感情なんかない。

けれど、彼女は俺にぴったりくっついてくる。

何もするにも、俺がいないと何も出来ない。

手間のかかるやつだ。


『おーい、あなた。仕事遅れるで?』


ベットで規則正しい寝息をたてる彼女。

服装は乱れ、露出が多い。

どんだけ、寝相が悪い事やら。

揺さぶってみると、ようやく目を覚ました。


You「ぅーん?あ、グルちゃおはよぉ」


目を擦りながら、舌っ足らずに喋る彼女は幼く見えるだろう。

まぁ、精神年齢は10歳前後だがな。

ようやく彼女を起こし、リビングに向かう。

リビングには、出来たての目玉焼きにソーセージなとが綺麗に皿に乗っていて、焼きたての食パンからは、湯気が出てる。

手を合わせて、仲良くいただきますの挨拶をする。

パンをほうばる彼女は、傍から見れば可愛いのだろうが俺にはそんな感情はなく。


『おい、ジャムついとるで。』


まるで、オカンのような発言をするのであった。

それに対して、あなたは、取ってー!と騒ぎ出す。

仕方なく取ってやると、ニシシと笑って


You「あんがと!」


素直に、お礼を言ってきた。


*

電車に揺られ、ようやく会社に着く。

中では、目を擦りながらパソコンと見つめ合うトン氏の姿があった。


『お、トントンさんや。徹夜ですか?はーめでたいですねぇ。』


煽りを混ぜてみると、少しムカついたのかペットボトルを握りしめ、


tn「うっさいわ!こちとらお前らの分までやってやってるんやぞ!?」


と、怒ってきた。


『糖分取れや。怒るのはよくないで。』


tn「あんたのせいやで!!」


『まあまあ、怒らんとんてや。夜、飯奢ったるから。』


tn「お、ならええで。」


そんなこんなで仕事を始める。

奥では、女に絡まれている鬱の姿があって。

俺たちより手間のデスクでは、コネシマとショッピが居て。

他の奴らの姿もある。

いつもと変わらない景色だ。

さて、今日もパソコンにお世話になるぞ。

そう思いながら、パソコンを起動した。