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第8話

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あなたが、昔話をしようというものだから、俺の過去について語ろうと思う。

あなたは、いえーい!と盛り上がる。

...あっさりハードルをあげる彼女は、さすがだと感心してしまった。


『ふつーの話やからな...。』


できるだけ、ハードルは下げておいた。





俺は、別にみんなと変わらない一般の家庭で生まれた。

父さんと母さんは、仲が良くよく2人で出かけるほどだ。

二人の関係を邪魔しないように俺は、いつも気を使っていた。

そんなある日母さんは俺に言った。


「時には、自分から言ってみるのもいいのよ?」


いつも、遊んで欲しいと思っていた自分にとっては背中を押してくれた発言。

それからは、家族3人で出かけたり、遊んだりする日が増えていった。

小学生になる前の頃には、


「みんなに頼りにされるような優しくてかっこいい子になりなさい。」


と言われ、人一倍係の仕事も、勉強も、運動も頑張った。

そのおかげで、小中と成績は上位に入っていた。

高校生になれば、学校は周りにあわせ普通の所に行った。

そこで知り合ったのは、大先生にシッマ。

他にはグルさんにロボロ、ゾム。

シャオさんは小学生の頃から一緒やった。

オスマンは、大学。

エミさんとかひとらんとかは実況を始めると同時にグルさんや大先生などが連れてきて知り合った。

あなたは中学の頃、俺が3年の時に1年として上がってやろ?

まぁ、グルさんとは近所で知り合いやったらしいからよく遊んどったけどな。

でも、忘れとるやろ?

話そってしもたけど、母さん達の言葉のおかげで、今の自分がおるし、徹夜に苦しめられとる。

まぁ、頼りにされるって嬉しいことやから別にええけどな。


〜〜


『...こんな感じでええ?』


あなたの方を見ると、なぜが拍手をしていた。


You「なるほどぉ...。いいお話だ!」


どうやら、これで良かったみたい。

少し、安心した。


『次は、あなたの昔話やな?』


喉を潤すため、コップをはいったアイスコーヒーを飲む。

あなたは、ミルクティーを飲みながら、


You「...うん!そうだね。」


と、間を開け、少しばかり歪んだ笑顔を見せた。

そして、小さな声で


You「嫌な気持ちになっちゃうかも...。」


と、発言したことを俺は知っている。