無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第2話

2

あなたに、今日は飯は大丈夫だと連絡すれば、直ぐに既読がつきわかったー!!!と、うるさい返事が来る。

俺はすぐ、スマホをしまい会社を出ると待ち合わせの店に足を運ぶ。


*

トン氏が選ぶ店なだけあって、かなりオシャレな店だ。

シンプルな作りだが、それがいいのだろう。

あまり落ち着かないが。


『おい、トン氏。』


tn「んー?なんやグルさん。」


『余計なもんは頼むなよ』


tn「へいへい、そこら辺は分かってるで。」


メニュー表の隙間から覗き込み、ニヤニヤしているトン氏は何がしたいのか分からない。

適当に笑っておいた。


*

店にはそう長くはいなかった。

トン氏が、明日も仕事があるからと言って。

どんだけ真面目なんだか。

髪の毛を乱暴にかいて、家の扉を開ける。


『ただいまぁ...』


リビングから、足音が聞こえてくる。


You「おっかえりー!今日もお疲れちゃん!」


勢いよくあなたが飛びついてきた。

最初の方はよく倒れたりしたが、今となってはもう慣れっこだ。


『はいはい、ただいま。』


俺の背中に手を回し、抱きついてきた彼女の頭を撫でてやれば、えへへと少し照れながら笑った。

少しだけ、可愛いなんて思ったのはここだけの秘密だ。