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第15話

15

誰かに起こされ、目を覚ますとそこにはぐるちゃがいた。

背筋が凍る感じがした。


『...。』


gr「おはよう。よく寝ていたもんやなぁ???」


マヂキチスマイルをこちらに見せてくるぐるちゃ。

とりあえずと思い、あやふやな言い訳をする。

すると、ぐるちゃは呆れたと言わんばかりに溜息をつき、私のおでこにデコピンをした。

(何故かデコピンばっかり出てきてるよね。作者)


『いでっ、なにするん。』


いつもの標準語が外れ、関西弁がポロッと出た。

ぐるちゃは目を丸くして驚いていたけれど、


gr「おかえり。」


なんて優しく答えてくれた。

ぐるちゃの目の下には隈がはっきりと出ていて、完全に社畜そのもの。

だから私は、ぐるちゃの頭をポンポンと叩き、


『お疲れ様!』


そう声をかけた。


*

冬の朝は幻想的。

昇ってきた太陽は赤く染まり、炎を燃やす。

そんな景色を眺めながら、片手にはグラス。

カッコつけていると自分でも思うがあなたはこれが好きらしい。

隣で寝ている彼女は、見ているわけがないがな。

赤い空に飛び交う鳥達。

鳴くその姿は、俺たちを起こしてくれるようだ。


『おい、あなた。起きんかい。』


掛けてある毛布がバサッと這う。

目を擦りながらおはようと返事をするいつもの日常。


You「今日は、何するん?」


関西弁に戻った彼女は、幼少期と何ら変わりないあなただった。

そんな、日々。