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第10話

10

tn「じゃあなーあなた。」


『ばいばー、とんち。また遊んでね!』


1週間が経ち、ぐるちゃが帰ってくるとのことでとんちが家に帰るみたい。

ぐるちゃがいなくても、実況は撮ってるみたいで、見学みたいなのをさせてもらった。

久しぶりに聞く声もあったし、最近聞いた声までいろんな声が聞こえてきて、どれだけの友達がいるの?と疑問に思った。

まぁ、本音は分けろだけどね?

玄関でとんちを送ると、汚くなってしまったリビングを掃除する。

まあ、ぐるちゃは綺麗好きだからね。

私もだけど。

綺麗になった部屋を見て、ぐるちゃが褒めてくれる光景が思い浮かぶ。


『...頑張ろっ!』


私は、必死になって片付け始めた。


*

さてさて、静岡はまぁ...。

普通やったわ。

言うてそんなにビルとかないし、都会みたいな感じではなかったか...?

大阪に戻ってくると、なんか空気が変わった感じがして、違和感を覚える。

まあ、俺の家元々ここだけどな。

1週間だけだというのに、家までの道が懐かしく感じる。

おっさんやなぁ。

家の扉から聞こえる中からの物音。


『...またなんかしとるやろ。』


彼女がなにか行動していると思い、扉を開ける。


You「あ!ぐるちゃおかえり!」


ゴミを両手に、部屋を片しているあなたの姿があった。


You「えへへー。片付けしてたんだ!」


ゴミを見せびらかすようにして、手を前に持ってくる。


『さすがあなた。偉いじゃないか。』


頭を撫でながら、褒めてやるとあなたは喜びその場を飛び跳ねた。


『近所迷惑になることはやめとけよ。』



*

『こうしてっと。あー、これいらんやろ...。』


溜まっていた動画の編集を始める。

女の人との交流は苦手て、極力避けてきたけれど、あなたは妹みたいな感じやから、全然楽しかった。

家に帰ってきた時、寂しくなったとか思っとらんから!

ええな???

な???(圧)

編集が終わり、グルさんのパソコンに送る。

そっと閉じれば、風呂に行くことにし、準備するため椅子から立ち上がる。

ふと、目に映った写真たてを手に取る。


『懐かしいなぁ...。』


そこには、小さい頃の俺とあなたが写っている。


『俺の恋は、砕けとるからなぁ...。』


あなたへの恋心は、とっくの昔に死んでいる。

今は、グルさんたちの応援をしないと。

涙が出そうなのは、なんでやろうな。