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第2話

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家に入り、いつもの時間にお風呂に入る。


湯船に浸かると、いつものように


あの声が聞こえてきた。


今日は"青いベンチ"だ。


どうしてこの曲なんだろう、と少し気になる。


『君は来るだろうか 明日のクラス会に
半分に折り曲げた "案内"をもう一度見る』


サビ前まで耳を澄ませて聞いてみる。


もうそろそろサビだ。


「この声が枯れるくらいに
君に"好き"と言えばよかった」


彼女の歌にハモりを入れて僕も歌う。


この声が聞こえたのか、一瞬声が途切れたが


また聞こえ始めた。


そして次は2番だ。


「夕方の雲が ホームの空を抜ける
この街で僕は 夢を見て旅している」


僕はソロで歌う。


またサビに入ると、彼女はハモってくれた。


歌い終え、風呂を上がった。


スマホを見ると、通知が2件。


彼女からのメールだ。


『歌、すごい上手ですね』

『私あなたの歌声すきです』


僕はこう返す。


「褒められるの初めてです笑」

「ありがとうございます」

「そういえば、青いベンチ好きなんですか?」

『この曲、よく父が歌ってたんですよ』

「そうなんですね!」


気がつけば30分近く話していた。