臣side
家に戻ってあなたの荷物をまとめた
パソコンも入れようとした時に通知音が鳴った。
わかんないけど気になって翻訳することに。
本当は見ちゃいけないんだけど。
メール内容
多分、今顔真っ赤。
やばい!あなたが俺のこと相談してるなんて。
普段はキスしても少し照れるだけだったのにここまで気にしてくれてたなんて嬉しすぎる。
よし、あなたが入院中に告白する!…いや、待てよ。俺、今まで何回告った?
最低でも20回は…全部振られたし、理由聞いても何も言わねぇし
いいのか?いいんだよな…
今考えたらおかしいよな。自分で言うのもなんだけどイケメンなのに!
ファンが聞いたらどう答えるだろ…「私と付き合おう?」多分そうだろうな
考えてたらいつの間にか病院に着いた。
朝
今日は手術。気が重いって言うより体が重い。
横を見ると隼と玲於が乗っかってる。
昨日喘息になったのにまたなりそう。
2人を押して起き上がった
臣side
いつ告れるだろうか…
また夜に来るかな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。